金玉結合説について
・清代の平歩青氏→ |
湘雲が宝玉に嫁ぐからこそ「因麒麟伏白首双星」の語がある。 |
・清代の趙之謙氏→ |
宝釵は難産で亡くなり、困窮していた宝玉は、既に寡婦となっていた湘雲と結ばれる。 |
・周汝昌氏の説→ |
賈府に続いて史家も没落し、湘雲は流浪の末に衛若蘭の家の召使いとなる。ある日若蘭が偶然入手した金麒麟を見て湘雲が涙を落とし、不審に思った若蘭が問いただして、彼女が宝玉の従妹であることを知る。二人は馮紫英の援助を借りて宝玉を探し当てるが、この時宝釵は既に亡く、宝玉は仏門に入っていた。若蘭の仲立ちで宝玉と湘雲はついに結ばれる。
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