紅楼夢は封建社会を批判する書であるとする紅楼夢観に立って書かれたもので、中国で紅楼夢がどのように解釈されていたかを知ることができます。いわゆる入門書ではありませんので注意。 第一章 紅楼夢が生まれた時代 第二章 紅楼夢の作者と続書と影響 第三章 紅楼夢の封建社会に対する批判 第四章 紅楼夢の中の三人の主要な人物形象 第五章 紅楼夢の愛情描写の歴史的意義と限界 第六章 封建社会によって損われた女性の形象 第七章 封建統治階級の代表的人物 第八章 紅楼夢の芸術的成果 第九章 紅楼夢を批判的に継承する |