北京大観園
[その1][その2][その3]
▩太虚幻境
蘅蕪院と大観楼の間にある怪しげな建物。中は劇場になっており、15分ほどの映画が上映されます(入場料20元)。「4D立体影院」とあるとおり、入口で立体メガネ(赤、青のフィルムを貼ったメガネ)を渡され、それをかけて飛び出す映像を鑑賞します。1999年9月に見た映像は役者さんが演じたものでしたが、2007年9月のは全編CGになっていました。
内容は(1)女媧の補天→宝玉の転生、(2)金陵十二釵のうち宝釵・黛玉(=可卿)・迎春・探春・惜春・李紈・湘雲の運命、(3)薄命司でそれらを目にした宝玉の目覚め、となっています。
全席が電動でガタンガタンと動き、スモークが吹き上がったりします。上映は1時間ごとでしたので、時間には注意してください。