正定栄国府

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その1][その2][その3][その4
栄国府案内図
 栄国府はテレビドラマ「紅楼夢」の撮影のために1986年7月に建造され、ここで2ヶ月近く撮影が行われました。建築群は大きく東・中・西区の3つに分かれています。また、2006年9月に曹雪芹記念館が南東部に併設されました。
 栄国府の南側には200mに渡る寧栄街が敷設されています。

1)寧栄街 2)石頭記 3)栄国府大門
4)曹雪芹記念館 5)外儀門 6)向南大庁
7)内儀門 8)栄禧堂 9)賈政書房
10)賈政院 11)花園 12)垂花門
13)挿屏穿堂 14)賈母花庁 15)賈母院
16)栄慶堂 17)鳳姐院 18)怡園


栄国府入口
 いかめしい牌楼をくぐって栄国府に入ると、正面に入場口、右手に石頭記碑、左手に寧栄街があります。ドラマでもおなじみの光景です。
 寧栄街は総長200mに渡って51の店舗が並んでいます。清代の「乾隆南巡図」を参考に設計されたとのことで、当時の繁華街が再現されています。
 入口左手に見える「沁芳茶園」は「栄国府旅游記念品商場」つまり土産店となっており、紅楼夢グッズを求めることができます。

栄国府牌楼 栄国府大門
石頭記碑 寧栄街牌楼


曹雪芹記念館
 曹雪芹記念館は、2006年に栄国府落成20周年記念としてオープンしました。曹雪芹生平展、曹雪芹書房、百年紅学展(2室)、曹雪芹家世展、紅学名家展、紅楼文化展、の7室からなり、中庭に曹雪芹の座像があります。また、中庭側の内壁に十二釵の各人が描かれています。
 記念館簡介によれば、曹雪芹の祖先は宋の武恵王曹彬の後裔にあたり、曹彬は河北省霊寿県の人で、霊寿県は宋~清代を通して真定府(現在の正定)の所轄であったとして、曹雪芹と正定県との関係を示しています。

記念館入口 記念館内部(曹雪芹生平展)
金陵十二釵画 曹雪芹書房


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