紅楼夢人物図解


(13)秦可卿

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「電視連続劇紅楼夢」の張蕾さん
「紅楼夢図咏」(河北美術出版社)
「紅楼夢人物画譜」(百家出版社)
「紅楼夢・大観園人物図譜」(上海人民美術出版社)
「紅楼夢群芳図譜」(万巻楼図書有限公司)
「崔君沛紅楼夢人物册」(上海上海科学院出版社)
「紅楼夢絵画本」(上海人民美術出版社)
「紅楼夢連環画(全3巻)」(中国連環画出版社)
「古代小説名著故事・紅楼夢」(中国辞書出版社)
「紅楼夢撲克」
「紅楼夢高級撲克」(上海文化用品総公司)
「紅楼群芳図」
「紅楼夢撲克」(杭州亜光撲克彩印厰)
「紅楼夢煙画」(合肥市銀連彩色印務有限責任公司)
「皇城根系列珍蔵撲克・紅楼夢」(北京出版社)

 賈蓉の妻・秦可卿。
 彼女の容貌について具体的な記述はありませんが、可卿の太虚幻境での名前「兼美」は黛玉・宝釵の二人の美を兼ねるとの意味ですから、彼女が絶世の美女であることが容易に想像できます。

 本文を見ていくと、第7回で周瑞の妻が香菱を見て「この品の良さは、東邸の賈蓉様の若奥様とそっくりですね」と言い、第10回で尤氏が「このような器量、気立てのものを再び嫁に欲しいと思っても見つかりはしないよ」と賈蓉に言っています。第8回では可卿の生い立ちを述べる部分で「年頃になると姿やさしく愛嬌があり、おとなしくて品のある美人になった」と書かれています。


本文中の記載
 容貌について
 「姿もほっそりと華奢なら、人当たりもやわらかでおとなしやかだとあって」(第5回)