めぞん一刻FAQ

〜Maison Ikkoku Frequently Asked Questions〜

戻 る

(1)アニメ「めぞん一刻」について

■アニメを見たいのですがビデオ等は出ていますか?
 これまでにLD、ビデオ、VCDが出ており、待望のDVDが2000年に発売されました。
 LDはDVDの販売が決まったことで製造中止となりました。VCDは販売会社が撤退したために廃盤になってしまったそうです。ビデオはポニー・キャニオンから廉価版(各2800円)全24巻が出ており、レンタル店にも並んでいるところがあります。ポニー・キャニオンのページから「めぞん一刻」でキーワード検索して見ると全巻の情報が見られます。
 DVD−BOXについては24枚組の予約限定版として何度か再販されており、バラ売りもされています。詳しくは Amazon.co.jpなどのサイトをご参照ください。
(H.T.S.さんよりめぞんDVDの不具合についての情報をいただきました)
『めぞん一刻DVD24のDisc11において、不具合が発生し、一部見られない場合があることが分かりました。発売元の株式会社ファイブエースさんと、やりとりを行った結果、新しくプレスマスターを作成したDVDでは、正常に再生される事が確認されました。この件に関して、ファイブエースさんの確認(公開内容・表現内容など)をとって、一部不具合についての情報ページを公開しました。宜しければ、一度ご覧頂ければと思います。』
■アニメは何曜日の何時に放映されていたのですか? 視聴率はどのぐらいだったのですか?
 めぞん一刻の放映期間は1986年3月26日〜1988年3月2日の2年間で、全96話でした。フジテレビ系列局で毎週水曜日19:30〜20:00に放映されていました。
 視聴率については、yesさんからの情報によると全96話の平均が16.2%で、最高視聴率は第1回の22.1%だったそうです。ちなみに「うる星やつら」は平均視聴率が約20%だったと聞いております。
■アニメで1回だけ使われたOPがあるそうですが…
 アニメ第24話でOPに「アローン・アゲイン」、EDに「ゲット・ダウン」が使われました。ともにギルバート・オサリバンが歌って70年代にヒットした曲です。イラストは原作の扉絵がそのままのタッチで使われていて丹念に作りこんでありますが、掲示板等でもその評価は二分されています。
 一話のみで打ち切られた理由について、KACの公式見解によれば、「良い曲はどんどん使って行こう」とアローン・アゲインの採用に踏み切ったものの、スタッフ入替えの時期で手が回らず、めぞんのキャラに不慣れな作監を使うことになり、その結果、9/3放映の視聴率はガタ落ち。「色も絵もイマイチ」との不評の電話が多かったため、打ち切りに踏み切ったとのことです。しかし第23話→第24話でガタ落ちというわけではない(△1.6%)ことがyesさんから報告されており、謎が残るところです。
■五代君が入院していた時に流れていた曲は何ですか?
 五代君がラジカセで聞いている「♪うでど〜けい〜のあと〜」という曲ですね。来生たかおさんの「もう少し遠く」という曲です。
 アニメでBGMとして使われた曲の一部を次にあげておきます。
○予感(島本須美) 第33話挿入歌
○メロディー(島本須美) 第77話挿入歌
○ONE TRACK MIND(CINDY) 第7・14・26・67話挿入歌
○夢芝居(小椋佳) 第19・78話挿入歌
○セーラー服と機関銃(薬師丸ひろ子) 第19話挿入歌
○碧い瞳のエリス(安全地帯) 第19話挿入歌
○春の嵐の夜の手品師(あがた森魚) 第28話挿入歌
○泣かせて(小椋佳) 第27・31・32話挿入歌
○もう少し遠く(来生たかお) 第43・89話挿入歌
○とことんI LOVE YOU(河合美智子) 第62・63話挿入歌 
■「めぞん一刻」の後番組って何でしたっけ?
 後番組は六田登さん原作の「F(エフ)」です。田舎から上京した主人公・赤城軍馬がレーサーへの道を歩んでいくというストーリーで、「何人(なんぴと)たりとも、俺の前は走らせねえ!」という決めゼリフがあったのを覚えています。めぞん一刻と同じくスピリッツ連載でした。
 前番組はもちろん、日本中を席巻した「うる星やつら」です。
■アニメのエンディングを歌っていた「ピカソ」は今何処で何をしているのでしょう?
 2000年4月にピカソの公式ページが開設されて間もなく、5年ぶりの新譜が発表されました。12月にはめぞん一刻のエンディングテーマ4曲をリメイクしたCD「めぞんクラシカ」が発売されました。
■TVのめぞん一刻の主題歌のタイトルとそのアーティスト名を教えて下さい。
 オープニングテーマは次のとおりです。
○悲しみよこんにちは(斉藤由貴) 第1〜23・25〜37話
○アローン・アゲイン(ギルバート・オサリバン) 第24話
○好きさ(安全地帯) 第38〜52話
○サニーシャイニーモーニング(松尾清憲) 第53〜76話
○陽だまり(村下孝蔵) 第77〜96話
 エンディングテーマは次のとおりです。
○あした晴れるか(来生たかお) 第1〜14話
○シ・ネ・マ(ピカソ) 第15〜23・25〜33話
○ゲット・ダウン(ギルバート・オサリバン) 第24話
○ファンタジー(ピカソ) 第34〜52話
○サヨナラの素描(ピカソ) 第53〜75話
○ビギン・ザ・ナイト(ピカソ) 第76〜96話
 映画「完結篇」では「硝子のキッス」(姫乃樹リカ)が使われました。


(2)「めぞん一刻」映像関連について

■「総集編」「番外篇」「完結篇」とは何ですか?
 いずれもDVDが発売されており、レンタルビデオ店でも割とよく見かけることができます。
 総集編「めぞん一刻〜移りゆく季節の中で〜」はアニメのダイジェスト版です。コレ一本でめぞんの雰囲気と(おおよその)ストーリーが分かるという優れモノです(でも中期はすっぽり抜けてて、後半重視の構成になっています)。
 番外篇「一刻島ナンパ始末記」は、原作の同話のOVAで、めぞん単独のものと、うる星やつら番外篇とカップリングされたビデオがあるようです。
 「めぞん一刻・完結篇」は1988年2月に劇場公開されたアニメーション映画で、同時上映は「うる星やつら完結篇」でした。五代君と響子さんの結婚式の2日前の様子が描かれたものです。
■「実写版映画」とは何ですか?
 1986年10月10日に東映系で公開された映画です。監督は澤井信一郎、主なキャストは石原真理子(響子)、石黒賢(五代)、伊武雅刀(四谷)、藤田弓子(一の瀬)、宮崎美子(朱美)など。
 響子さんが一刻館に赴任する場面から始まって、謎の男女が引き起こす事件が解決するまでの1本のストーリーですけど、世間の評判は概して悪いです。中古ビデオ屋を探すと見つかることがありますが、見るのにはかなりの覚悟が必要です。なお、DVDも発売されています。
 また、「石原真理子inめぞん一刻〜好きじゃっ!響子さん」というメーキング・ビデオも出ており、記者会見や陣中見舞で高橋留美子さんも出演されています(DVDには特典映像として収録されています)。
■CMで響子さんや一の瀬さんが出ているのを見たのですが…
 パナホームのCMです。響子さんがパナホームのイメージガールだった1997〜98年に放送していたようです。その後、響子さんから和久井映美さんに替わって、現在の「家をつくるなら」のCMになっています。


(3)その他

■「一刻館の思いで」は現在も入手できるのでしょうか?
 「一刻館の思いで」は長らく絶版状態(出版社の説明では「在庫がなくて再版の予定もない」)で、古本屋にも殆ど出回ることがなかったため、入手は非常に困難でした(マンガの謎本は「〜の謎」というタイトルが一般的なので、めぞん一刻の謎本とは知らずに多くが処分されてしまい、「幻の本」になってしまったものと推測されています)。
 これまでは(1)置いてある図書館で閲覧する、(2)オークションで落札する、などの方法しかありませんでしたが、このほど本書の復刊が決定しました。復刊ドットコムのサイトからお求めください。
■海外版コミックの入手のしかたを教えてください。
 国内では、オンライン書店のAmazon.co.jpで英語版とドイツ語版、スペイン語版(数巻のみ)が購入できます。他で買うより多少値引きされているようです。また、紀伊国屋書店のネット通販でフランス語版(数巻のみ)及びスペイン語版(数巻のみ)が購入できます。
 また、紀伊国屋書店や渋谷タワーレコードなど、一部の洋書専門店でも扱っているようです。
■小学館から出ていためぞん一刻「総集編」はどうなったのでしょう。
 「総集編」はビッグコミックスピリッツの特別増刊号として発刊されていました(全話収録)が、第6集の発刊(1999年3月)以来、続刊は未定という状態になっていました。中途で発刊中止になったものと思われます。
 その後、2002年2月より「My First WIDE」全6巻、2005年1月より「Big Comic Compact」(全16冊)という形で刊行されています。
■昔発売されたファミコンの『めぞん一刻』をやっているのですが、先に進めず困っています。
 攻略法のページを作りましたのでご参照ください。それでも不明な点があればメール等でご連絡ください。
 過去にマイクロキャビンから「思いでのフォトグラフ」「完結篇」という2つのゲームが発売されました。PC98・ファミコン・PCエンジン・WIN版がありますが、内容は同じようです(私はWIN版のみ所有)。当時流行したアドベンチャー(謎解き)ゲームで、今見るとシステム的に古い感じは否めません。
■昔、朝日新聞に『めぞん一刻』のコラムが載ったそうですけど?
 くろべさんの情報によりますと、朝日新聞1987年7月27日(月)朝刊に「話題のほん」としてめぞん一刻(全15巻)が取り上げられ、「同一パターン反復の完結」と称するコラムが書かれたそうです。興味のある方は図書館等で閲覧してみてください。
 またテレビアニメの放送が始まった1986年3月26日(水)朝刊のテレビ欄にも番組紹介の記事が書かれています。当時の関心の高さが感じられる内容です。
■以前めぞんが「BSマンガ夜話」で取り上げられたそうですが、この番組のビデオや本は出ていないのでしょうか?
キネマ旬報社から出版されています。
○キネ旬ムック「マンガ夜話」vol.4 \1500(税別)
1999年5月14日の発売でした。書店でお求めください。
また、放送内容の一部は、ひろゆきさんのページ上で紹介されています。
■ホームページにコミックスの画像を載せたいのですが、問題ないでしょうか?
著作権の問題があります。出版社によっては許可制をとっているところもあるのですが、小学館では「いかなる場合も許可はしません」とのことです。小学館の告知ページによれば、スキャンした画像だけでなく、イラスト・アイコン・サブタイトルの掲載なども一切禁止しています。
これでは何もできないので、各ページ管理者が自らの責任で管理しているのが現状ですが、作り手の側としては著作権問題は常に念頭に置くべきでしょう。
■『めぞん一刻』は世間ではどの程度の評価を得ているのでしょうか?
原作連載中及びアニメ放映中は『ぱふ』『アニメージュ』『アニメディア』などの読者投票で常に上位にランクされていましたが、最近のマンガ・アニメに関するランキングでも次のように高い支持を得ています。
◎原作に関するランキング
「21世紀に残す名作マンガBEST100!」(竹書房文庫) 第18位 めぞん一刻
◎アニメに関するランキング
決定!これが日本のベスト100」(テレビ朝日系)
(1) 夢中になったアニメベスト100  第94位 めぞん一刻
(2) アニメキャラベスト100  第69位 音無響子
(3) アニメソングベスト100  第42位 悲しみよこんにちは(めぞん一刻OP)
(4) 涙と感動のアニメ最強名場面ベスト100  第8位 五代のプロポーズ, 第62位 五代が墓前に結婚報告
(5) 世代別名作アニメ作品ベスト100  ヤング部門第19位 めぞん一刻
(6) 人気アニメキャラクターベスト100最新版 第55位 音無響子, 第81位 五代裕作
芸能界アニメ通が集結!徹底調査アニメランキング100」  第36位 めぞん一刻