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賈蓉の妻・秦可卿。
彼女の容貌について具体的な記述はありませんが、可卿の太虚幻境での名前「兼美」は黛玉・宝釵の二人の美を兼ねるとの意味ですから、彼女が絶世の美女であることが容易に想像できます。
本文を見ていくと、第7回で周瑞の妻が香菱を見て「この品の良さは、東邸の賈蓉様の若奥様とそっくりですね」と言い、第10回で尤氏が「このような器量、気立てのものを再び嫁に欲しいと思っても見つかりはしないよ」と賈蓉に言っています。第8回では可卿の生い立ちを述べる部分で「年頃になると姿やさしく愛嬌があり、おとなしくて品のある美人になった」と書かれています。
▩本文中の記載