幅広い年代に根強い人気を持つ原作だけに、注目を集めるのは必至。しかも、若手トップ女優の恋人役-。重責がかかる役どころに素人起用を決めた理由をテレビ朝日の内山聖子プロデューサーはこう説明した。「フレッシュで、響子さんに出会って成長していく人材がほしいから」。「響子さん」はヒロインの音無響子のこと。「めぞん-」は80~87年に漫画誌ビッグコミックスピリッツに連載され、爆発的人気を誇った。古いアパート「一刻館」を舞台に、夫に先立たれた若い管理人=響子と住人の浪人生=五代裕作との恋の行方を描く。86年に石原真理子、石黒賢で映画化されたが、ドラマ化は意外にも今回が初めて。同局は「90年代のトレンディードラマにも影響を与えたラブコメの原点で、今も新鮮に感じる作品」と話す。
ヒロインは「みんながあこがれるセクシーな響子さんは、美咲ちゃんをおいてほかにいない」(内山氏)と決まったが、相手の五代役については新鮮さを最重要ポイントにしたため、オーディションで選ぶことにした。世間に名前が知られていなくても、既に芸能事務所に所属している人などは完全に排除。文字通り真っ白な新人を大役に抜てきする。最終選考は10月中旬で、脚本の岡田惠和氏や伊東も審査員を務める。
伊東は「ゆかいなキャラクターに囲まれるラブコメディーなので、今から撮影が楽しみです。五代君役も皆さんにチャンスがあると思いますし、たくさんの人に応募してもらえたらうれしいです。どんな方が選ばれるのか、私も楽しみです」と話している。
('06/8/7 サンスポ)
“ラブコメ漫画の金字塔”が美咲で甦る。
「めぞん一刻」は昭和55年~62年まで「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)誌上で連載された漫画か、高橋留美子氏の代表作。ぼろアパート・一刻館に管理人としてやってきたワケあり風美女・音無響子(美咲)と、ダメ浪人生・五代裕作を中心に描いたラブコメディーで、61年にはフジテレビ系でアニメ化、石原真理子(42)主演による実写映画か(東映)もされるなど、社会現象になった。
名作の初ドラマ化にあたり、「みんながあこがれる若き未亡人というセクシーー菜役は、彼女をおいて他にはいない」(同局・内山聖子プロデューサー)と美咲の起用が決定した。
美咲は「愉快なキャラクターに囲まれて繰り広げられるラブコメディーなので。今から撮影が楽しみです」と気合十分。「音無響子さんはとても魅力的な女性なので、それを楽しみながら表現できたらいいなぁと思います」と早くもイメージを膨らませている。
そして何と!! 響子に恋する裕作役を一般公募することも決定。同局では(1)満20~24歳の男性(2)アマチュア限定(3)経験問わず-という応募条件で、フレッシュな俳優を発掘したいとしている。
10月中旬に開催予定の最終審査には脚本家・岡田惠和氏、本木克英監督のほか、美本人も審査員として参加予定。美咲は「皆さんにチャンスがあると思いますし、沢山の人に応募してもらえたらうれしい。どんな方が選ばれるのか私も楽しみにしています」と、前代未聞のオーディションに興味津々だ。
合格すれば俳優デビュー&人気No.1女優の恋の相手役に…。同局では今後スペシャルドラマとして年数回放送することも示唆しており、応募が殺到しそうだ。
('06/8/7 日刊スポーツ)
伊東&オーディションで選ばれた中林大樹(21)を取り巻くのは岸本加世子(45)、高橋由美子(32)、岸部一徳(59)ら個性的な面々。
未亡人を演じる伊東は「一刻館のセットはビックリするくらいステキ。しっかり思いをこめて撮影していきたいと思います」と気合を入れている。 ('06/12/13 SANSPO.COM)
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