めぞん一刻人物事典

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3.三鷹瞬関係

(1)三鷹の家族・親族

三鷹 瞬(声:神谷 明)
1955年度の生まれ。時計坂テニスクラブのコーチ。実家は都内ですが、大学卒業後は3LDKのマンションメゾン・コルホーズで一人暮らしを始めます。テニスクラブに来た響子さんに一目惚れをし、5年間アタックし続けましたが、結局、響子さんの心を掴むことはできませんでした。
 (1) 三鷹さんの実力
第30話「混合ダブルス」で一の瀬さんが「さすがはプロだね」と言っており、アニメ34話では数々の国際大会に出場していることが示されています。
 (2) 明日菜さんとの結婚模様
叔父の策謀で(三鷹家安泰のため)九条明日菜さんとの縁談が進み、紆余曲折の末、結ばれました。高級ホテルで結納式、教会で結婚式を挙げています。アニメ95話では朱美さんと一の瀬さんが「披露宴はインペリアホテルだってね」「新婚旅行はギリシャからスペイン、エーゲ海めぐりだってさぁ」と話をしています(地中海めぐりでは?)。
一方の五代君は…完結編に出てきます。「結婚指輪はたしか36回払いのクレジットだったっけ?」「新婚旅行は熱海に2泊とか…」「ドライヤー1つやっとこ買ってあげた分際で…」う~ん、五代君らしい。

三鷹の父(声:神谷 明)
叔父の策略で九条家に呼ばれたのが初登場。明日菜さんに会えば「いいお嬢さんじゃない」、響子さんに会えば「美しいかたじゃないか」とご満足げ。声は神谷さんの二役でした。
 (1) 三鷹さんの父の仕事は?
かなりの資産家ということですが、仕事は何をやってるんでしょう? 第105話「犬が来た」の叔父さんの「九条さんとこの資産と合体すれば、三鷹家は安泰…」というセリフは、三鷹一族が強い絆で結ばれている印象を受けます。しかし、一族で系列会社を運営していると仮定すると、叔父さんの銀行のお得意様(九条家)は、父のお得意様でもある訳で、九条家との縁談中に他(響子さん)との見合いをするなど考えられません。つまり、叔父さんとは別会社のお偉いさんと見るべきでしょうか?
  (2) 三鷹さんの父は婿養子か?
以前MLで「三鷹の父=婿養子」説が提唱されました。三鷹さんの叔父が三鷹さんを呼び捨てにしたり、三鷹家で偉そうにしている様子から、三鷹さんの父と兄弟とは考えにくい(確かに顔も似ていない)、でも姓は三鷹だからどちらかが婿に入ったことになり、力関係から見て三鷹さんの父のほうであろう、というものでした。
しかし、九条家で跡取りとなるべき明日菜さんを嫁にもらったことから、三鷹さんの方が主筋と考えられ、九条家との縁談中に響子さんと見合いしたことは叔父さんを重んじているとは思えません。叔父さんの尊大なふるまいも、三鷹さんの父が客人・世話人として叔父さんに接したと考えれば納得できます。やはり兄弟と考えるのが妥当かと思います。

三鷹の母(声:小宮和枝)
やっぱり三鷹家に嫁いでから歯が光るようになったんでしょうか?
ところで九条家との縁談が進んでいる中で、勝手に音無家との見合いに同席した二人を「なんという軽さ…」で片づけていいのでしょうか?(普通は三鷹の叔父との関係にヒビが入ってもおかしくない)

三鷹の妹
1956~57年度の生まれ? 第58話「カモナ マイハウス」と第142話「ワンモア・ピリオド」で三鷹さんと一緒に写真に写っています。彼女の結婚祝い選びを、三鷹さんが響子さんに頼んだことが、五代君の家出の引き金となりました。アニメ95話の三鷹さんの結婚式にも参列しているようです。
第142話「ワンモア・ピリオド」で三鷹さんが中学生の時のアルバム(古いページから見ていくのが普通でしょうから)の写真に制服を着て写っているので、三鷹さんの1つか2つ下だと思われます。ならば1956~57年度の生まれで、25~26歳で結婚したことになります。

三鷹の叔父(声:天地麦人(麦人))
第136話「100%SYONEN場」で九条家に電話する時に「三鷹ですが…」と言っているので叔父さんの姓も三鷹です。また、第101話「大安仏滅」では「九条さんの家はわしの銀行のお得意様」、第136話では「会社までおしかけてきおって…」と言っているので、叔父さんは系列銀行を持つ大企業の幹部でしょうか?
ともあれ、響子さんに対する強引さを見ると、三鷹さんは父母より叔父さんと同じ血を強く引いているような気がします。

マッケンロー
三鷹さんが犬嫌い克服のため購入したポメラニアン。「完結編」ではサラダとの間に、ジンジャー・シュガー・ペッパーの3匹の子犬をもうけました。
●サクラサキオさんから次の情報をいただきました。
完結篇に登場する犬の名前「シュガー・ジンジャー・ペッパー」は、「うる星やつら」の、惑星中学校スケ番グループの3人、「しゅがあ・じんじゃあ・ぺっぱあ」からの借用に間違いないでしょう。

(2)九条明日菜関係
九条明日菜(声:鶴ひろみ)
1963年度の生まれ。旧華族・九条家の一人娘。中学?・高校・短大とずっと女子校(リムジンが校門横付けの毎日だったのだろう)で、引っ込み思案な性格から友達も出来ず、家で犬たちと遊ぶことだけが楽しみの世間知らずのお嬢さまとして育ちました。
お見合いで会った三鷹さんに、「犬たちがなついたから」という恐ろしい理由で「完っ璧に惚れ込」み、三鷹さんの響子さんへのアプローチを悉く阻止するという役回りを演じます。三鷹さんとのお見合いから結婚までは1年ちょっとでした。ところで明日菜さんを嫁に出しちゃったら九条家の家督はどうするんでしょう?

三鷹メイと三鷹モエ
1987年の生まれ。三鷹さんと明日菜さんの子供。光る歯は遺伝するものなんですね。

明日菜の父(声:亀山助清)
ちょび髭に丸眼鏡の古風な男性。

明日菜の母(声:高島雅羅)
やはり古風だが怒ると怖い女性。当初は三鷹さんの健康面(^^;と女性関係に不安を抱き、見合いの時は「お断りしましょうか?」、第119話「ドッグホリデー」では「あたくし、なんか気が進まなくて…この縁談」と消極的でした。

君田(声:立木文彦)
九条家の運転手。九条家に仕えて20年だそうです。

その他
第136話「100%SYONEN場」で三鷹さんの叔父が九条家に電話をした時、手伝いの者が出ました。アニメ87話では、明日菜さんが伊豆から帰ってきた時に家政婦が出迎えています。

明日菜の飼ってる犬
明日菜さんはサラダ(ポメラニアン)・ポトフ(グレートデーン)・テリーヌ(コッカー・スパニエル)・ストロガノフ(セントバーナード)・フォアグラ(スピッツ)と名前不明(ドーベルマン)の6匹の犬を飼っています。結婚後はやっぱり明日菜さんにくっついていったんでしょうか?

(3)テニスクラブのおばさん
みどり(声:高島雅羅)
主婦二人組の眼鏡をかけたほう。五代君と三鷹さんが退院後の検査を終え、喫茶店で談笑しているのを目撃しました。名前はアニメのクレジットのみ。

ゆうこ(声:勝生真沙子)
みどりさんと共に、一の瀬さんと響子さんをテニススクールに誘いに来て「コーチがね、すっごいいい男なのよ」と言った女性。名前はアニメのクレジットのみ。

その他
アニメ95話で三鷹さんへの寄せ書きに「マツ、Yuri、佐代子、TOMOMI、HIROKO」の名前が見えます。

4.八神いぶき関係

(1)八神の家族

八神いぶき(声:渕崎有里子(ゆり子))
1967年度(「完結篇」では4月)の生まれ。五代君が教育実習で受け持った私立桜ヶ丘女子高校2年4組の学級委員。五代君への第1印象は「シャンとしない暗い男」でしたが、勘違いから五代君に惚れてしまい、響子さんと激しく対立します。体育用具室での一件・一刻館への泊り込み・籠城・家庭教師作戦…と約1年半の間、一方的に熱を上げました。
 (1) 優秀な八神さん
五代君の第1印象は「なかなか…かわいい子だな」。成績優秀で(アニメ66話で敦子さんが八神さんの模試結果を見て「トップ返り咲きじゃん!」と言っています)スポーツ万能(弓道も草野球もスイスイ)、学級委員長もつとめるスーパー女子高生。五代君に絡む女性ってみんな五代君より優秀…
 (2) 八神さんの最後の場面
最終話を除くと原作では第117話「弱虫」で舞台を降りましたが、アニメではしばらく話に絡みます。最後は…五代君がバニーで働いていることをようやく知った響子さんに「しっかりしてよ! このままじゃ心配でほっとけないじゃない」と言い放って涙ながらに走り去ります。アニメのオリジナル部分では最高の場面だと思います。

八神の父(声:兼本新吾)
三友商事の人事部長。第91話「案ずるより産むが易し」で「三十半ばでやっと授かった大事なひとり娘を…」と言っているので、この時50代前半だと分かります。

三友商事の社員
第96話「産後の腹立ち」で八神部長が三友商事に電話をして「あー松井くん、残業かね」と言っています(アニメ73話ではなし)。
アニメではメガネの若い社員(声:辻谷耕史)が八神部長の直属の部下らしいですが、原作では面接が始まる時に部長室に呼びに来る場面だけの登場です(第95話「案ずるより産むが易し」)。

八神の母(声:向殿あさみ)
八神さんのよき理解者というところでしょうか。

(2)八神の学校関係
悦子(声:室井深雪)
1967年度生まれ。八神さんの親友。髪がショートでそばかす顔の子。名前はアニメのクレジットのみではなく、アニメ65話で「ねえ、もし両親が帰ってこなかったらどうするつもりだったの?」という彼女に対して「やーねぇ、考え過ぎよ悦子」と八神さんが言っています。原作では名前不明です。

麻美(まみ)(声:TARAKO)
1967年度生まれ。八神さんの親友。ポニーテールの子。アニメではとろりんとしたイメージになりました。名前はクレジットのみではなく、アニメ64話で「今日はお願いね、麻美ん家で勉強して帰ることになっているから」と八神さんが言っています(もう一カ所あり)。原作では名前不明。
八神さんが五代君に家庭教師をしてもらおうと企てた時に弟を貸しています(アニメでは悦子さん)。

徹(とおる)(声:TARAKO)
1974年度生まれ。麻美さんの弟。原作112話「秋の罠」で五代君が家庭教師先を探しているのを知った八神さんが、「母の代理」として連れていった小学5年生の子。アニメ63話では悦子さんの弟で、名前については「とおる君は私の母の代理です」と八神さんが言っています(もう一カ所あり)。原作では名前不明です。
●次の情報を川辺の妖精さんからいただきました。
アニメ63話に登場する悦子の弟の「とおる(声:TARAKO)」は、サウンド・シアター32巻解説書(CD:KTCD-3032)で「徹」と漢字表記で書かれています。

敦子(声:林原めぐみ)
1967年度生まれ。八神さんの親友。長髪の子。アニメでは八神さんと麻美さんへのつっこみ役。八神さんを含め、4人とも弓道部で顧問は上荻先生です。名前はアニメのクレジットのみ。

マリ子
1967年度生まれ。第87話「VS.乙女」で五代君に一目惚れし、八神さんに仲介を頼みますが、すぐ他の教生に鞍替えしました。原作のみの登場。

その他の生徒/生年:1967年度
第116話「めまい」で模試の成績表が返されるとき、青田さん、赤沢さん、秋山さん…水上さん、皆川さん、八神さん、山際さんの順に呼ばれています。アニメ66話では青田さん、赤沢さん、秋山さん…佐藤さん、島本さん、清水さん…三田さん、水上さん、皆川さん、八神さん、千葉さん、山際さん、渡辺さんとなっています。
また、原作88話「こころ」で授業中に五代君が「続けて山下さん読んでください」(アニメ55話では高田さん)と言っています。

上荻先生(声:沢田敏子)
八神さんのクラス担任で響子さんの恩師。響子さんの性格から「主人以外の者への愛を自分の中で認められずにいる」ことを八神さんに諭しました。八神さんはこの言葉で自分の負けに気づき、舞台を降りたのかもしれません。
名前はクレジットのみではなく、アニメ54話で体育用具室で五代君がつまづいて八神さんに覆いかぶさった時、「はい、そこまでっ」と窓を開けた先生に対して、「上荻先生…」と八神さんが言っています。
校長先生(声:立木文彦)
教育実習最後の日に挨拶をしています。そんだけ。

5.七尾こずえ関係

(1)こずえの家族

七尾こずえ(声:冨永み~な)
1962年度生まれ。五代君のガールフレンド。時計坂で生まれ育ち、大学1年の時一条寺酒店(原作では名前不明)でのバイトで知り合った五代君に恋をします。交際期間は6年に及びましたが、結局は「本当に大切に思ってくれる」同僚との結婚を選択しました。三菱銀行(アニメでは東都銀行)に就職し、2年後に結婚退職、夫の転勤で名古屋へ引っ越します。

こずえの父(声:納谷六朗)
趣味は射撃とパンジー栽培。第29話「私は負けない」で「市役所に婚姻届を出しに行きましょう」と言っていることからも時計坂が23区外の市であることがわかります。

こずえの母(声:坪井章子)
律子さんを除くと、こういったおおらかな感じの母親が多いですね。

七尾葉介(声:林原めぐみ)
こずえさんの弟。ネンネな姉と対照的に、ませたセリフを吐くまくるため、無邪気なこずえさんも葉介君にだけはゲンコツの雨。原作とアニメでは顔が違いますね。
賢太郎君と同じくらいの年に見えるんですが、同じ小学校に通っていたんでしょうか?

(2)その他
広田(声:辻谷耕史)
こずえさんの結婚相手。原作では三菱銀行の同僚ですが、アニメでは高校の先輩です。こずえさんと五代君がつき合っていることは知っていたんでしょうか?
 ○こずえさんの結婚後の姓は広田!
川辺の妖精さんから次の情報をいただきました。
「めぞん一刻 サウンドシアター(全48巻)」の45巻(CD:KTCD-3045)の解説書のキャラクター・クリップ(七尾こずえ2)で、「東都銀行に就職が決まった後、高校時代の先輩・広田から、突然のプロポーズ。…」と書かれています。ほかにも、同頁に「『主人が一緒だから…』“広田こずえ”となった後、夫の転勤に従い名古屋の団地に」などと、説明書きされています。

こずえの友達
第38話「夏の思い出」では大学の同級生?が三人、第148話「やましい関係」では銀行の同僚?が二人登場します。アニメ38話では茶髪でカチューシャ・眼鏡の女性と黒長髪の女性の二人、アニメ91話では原作と同じ二人です。
アニメ14話では三人の友人とともに豆蔵に入ってきました。

6.その他

(1)時計坂商店関係

茶々丸のマスター(声:若本紀昭(規夫))
一刻館住民の巣窟・スナック茶々丸を切り盛りします。サボってばかりいる朱美さんを辞めさせないのは恋するがため。最終話で先妻と長年の別居の末、正式に離婚、朱美さんにプロポーズをしました。
 ○ 草野球での背番号
野球チームを作って「商店主軍団」と戦ったことがありますが、その時の各人の背番号を調べてみると、アニメでは「1」一の瀬のおばさん、「2」賢太郎君、「3」三鷹さん、「4」四谷さん、「5」五代君、「6」朱美さん、「7」坂本君、「8」ばあちゃん、「9」マスター、「0」響子さんでした(原作では6名しか分かりませんが)。ちゃんと名前に対応していますね。

トシゾー(声:増岡 弘)
小太り・メガネの酒屋主人。アニメでは第1話、原作では第3話「勝手に聖夜」から登場。野球チーム「商店主軍団」のピッチャー。
原作では名前不明。アニメではクレジットのみではなく、アニメ1話でミツオさんが「トシゾーちゃん、茶々丸でも行こうか」と言っています。

ミツオ(声:亀山助清)
花屋主人。長身細身で眼鏡、アニメ52話で「花」と書かれたエプロンを着ています。割合若く見えますが、アニメ9話で「50過ぎてんのよ、うちのかーちゃん」と言っています。原作では名前不明で、トシゾーさんと一緒の場面が多いようです。

テルヒコ(声:安西正広)とタケシ(声:水島鉄夫)
丸メガネに出っ歯の男がテルヒコさんで、面長で猫ヒゲの男がタケシさんらしいです。アニメ1話で響子さんが一刻館への道順を尋ねた時に、トシゾーさんが「おーい、ミツオちゃん、テルヒコちゃん、タケシちゃん、来てごらんよー」と呼んでいます。何屋なのかは不明。

(2)その他
一郎とサクラ
大戦頃の一刻館の住人。アニメ3話で屋根裏に登った五代君と響子さんが「たけくらべ」の本にはさまっていた女学生の写真を見つけます。裏に「サクラへ 昭和19年 一郎」と書かれていました。
五代君は「一刻館の歴史ですね」と言っていましたが、非常に印象深いエピソードです。

めぞんには惣一郎さんやマッケンロー、明日菜さんの犬たちの他にも様々な犬が登場しています。
プチ第31話「三年待って」で三鷹さんと響子さんがドライブで海に行き、浜辺でたたずんでいる時に女の人とプチが走ってきます。三鷹さんは海に逃げました。
恵子第31話「怒りのウィドウ」で犬の美容室「メンフラ」から飛び出してきて、三鷹さんにじゃれついています。また、アニメ26話では三鷹さんに吠えかかった大型犬に「こらこらまーちゃん、あっちへ戻りなさい」と従業員が言っています。
タローアニメ27話で惣一郎さんが失踪、響子さんが街中で白い犬を見つけ、「惣一郎さん!」と声をかけますが、男の子が駆けてきて「タロー、タロー」と呼んでいます。
ポチアニメ49話で三鷹さんの回想シーンに出てきたコリー。三鷹さんの友達が「おーいポチポチポチポチ」と呼んでいます(コリーに「ポチ」はないだろう)。この犬が三鷹さんの犬恐怖症の原因でした。
オッフ?アニメ49話のホテルのドッグショーで「16番、プードル、オッフちゃん。17番、世田谷区、横山さんのブルドッグ」と放送されています。

お巡りさん(声:西村智博)
眼鏡をかけたお巡りさん。第121話「陽だまりの告白」では歩道橋の上で妄想モードに入って飛び降りかけた五代君を制止し(このシーンは原作のみ)、第137話「迎えうち」では五代君と三鷹さんの決闘シーンに現れ、第158話「約束」では響子さんの父を派出所で尋問しています。このことから「しいのみ保育園」と三鷹さんのマンションは近くにあると睨んだのですが…
第109話「同行二人」に出てくる金沢・本町派出所のお巡りさんも同じ顔をしているではありませんか(アニメでは声も同じ)!! これはいったい?と思ったのですが…便宜上同一のキャラを使っただけで、別人と考えるのが自然のようですね。

妊婦(声:林原めぐみ)とその旦那
五代君が三友商事の面接に向かう途中で産気づいてへたっていた妊婦(第95話「案ずるより産むが易し」、アニメ72話)。
考えてみると五代君が面接に行っても採用される見込みはなかったわけで、彼女は、五代君が八神部長に「天誅をくだ」されて放り出される危機を救ってくれたわけですね(そうか?)。
旦那さんはその夜、一刻館にお礼に訪れます(絶妙のタイミングでした)。持参したケーキは四谷さん達が食べてしまったんでしょうか?

原田優作(声:亀山助清)
荻西興信所の調査員。アニメ57話で九条家の依頼で響子さんの調査に現れます。が、一刻館住人たちは交換条件を盾に、彼と茶々丸に直行…
彼の名は松田優作から取ったものでしょう。

晴美(声:玉川砂記子)
アニメ61話で響子さんが金沢で会った一人旅の女性。OLでしたが男問題で会社を辞め、彼が追ってきてくれるのを期待して旅に出ました。名前については、江戸村で響子さんが「ほら、ハルミさん、閉園の時間よ」と言っています。原作109話「同行二人」では名前不明。
●次の情報を川辺の妖精さんからいただきました。
「サウンド・シアター31巻(CD:KTCD-3031)」の解説書では、響子が旅行先で出会った「ハルミ(声:玉川紗己子/別表記「砂記子」「沙紀子」)」(61話)は、「晴美」と漢字表記で書かれています。

星川(声:西村智博)と黒田(声:亀山助清)
アニメ29話のきもだめしで黒田さんが狼男、星川さんがフランケン・シュタインに扮しました。が、一刻館住人には全く驚かれず、最後に一の瀬さんの迫力に負けてマスクを取りました。

マーくん/生年:1982年
響子さんの父の友人?の初孫。第53話「子供のいる風景」で響子さんの父に見せびらかしています。

屋台の主人
(1) 第33話「あれがいい」で一刻館近くのおでん屋で響子さんの父と五代君が一緒に飲んでいます。主人は頭にタオルをまいたおじさんです。
(2) 第65話「一の瀬氏の失業」及びアニメ48話で一刻館近くのおでん屋で一の瀬氏と五代君が飲んでいます。主人の顔はよく分かりませんが、(1)と同じ屋台かもしれません。
(3) 第72話「愛のリハビリテーション」で三鷹さんと五代君が高架橋下のおでん屋で飲んでいます。病院の近くだと思います。主人の姿は確認できません。
(4) 第93話「ひとつだけお願い」で五代君と響子さんが人形劇公演の帰りにおでん屋で飲んでいます。こちらも高架橋下の屋台で、主人は帽子をかぶったおじいさんです。
(5) 第122話「沈黙は金ヅル」及びアニメ78話でバイトの帰りに五代君が一人で飲み、金が足りなくて呼び込みをする羽目に。(4)と同じ屋台だと思われます。
(6) 第137話「迎えうち」及びアニメ85話で五代君と三鷹さんがケンカをする時にお巡りさんをごまかすために焼鳥屋に入りました。三鷹さんのアパートの近く。主人はメガネをかけたおじいさんです。
(7) 第155話「今夜待ってる」で五代君と坂本君が入ったおでん屋。主人の姿は確認できません。

ゆうちゃん(声:松島みのり)
アニメ94話で不審尋問を受けた後、公園のベンチに座っていた響子さんの父の前で「パパー、おんぶ~」と女の子が父親に負ぶさります。父親が「ゆうちゃんだってあったかいよ」と言っています。原作158話「約束」では名前不明

洋子(声:平松晶子)
アニメ27話で失踪した惣一郎さんを捜していた五代君と賢太郎君が女の子に「よう子ちゃんのうちにいるよ」と言われます。狂喜する二人でしたが、よう子ちゃんが抱えてきたのは…惣一郎さんそっくりの犬のぬいぐるみでした。
●次の情報を川辺の妖精さんからいただきました。
惣一郎が失踪する、アニメ27話に登場する「よう子(声:平松晶子)」は、サウンド・シアター14巻解説書(CD:KTCD-3014)で「洋子」と漢字表記で書かれています。

その他超マイナーキャラ
誰も見向きもしない(気が付かない)人物に光をあててみました…
 ○五代君の小学校時代の同級生
第12話「行きがけの駄犬」の五代の回想シーンで、級友が書いた旅行報告が貼り出されています。そこにきたみみちこ、北島与作、かめだつるよ、遠山近視郎、やつめまさこの名があります。
 ○五代と同学部の学生?
第31話「三年待って」で授業の出席用紙に松山耕作、田茂木欽造、組野音子、神田川料子、瀬戸内みどり、下北華子の名が書かれています。
●次の情報をあむりたさんからいただきました。
「うる星やつら」の第27話「君まてども…」に「組野おと子」なる人物がでてきます。「めぞん一刻」と「うる星やつら」では、この超マイナーなキャラの名前においてリンクしている、ということになるのでしょうか?
 ○塾の鈴木君
第49話「なんて器用なの」で洋菓子屋「リベルテ…」の前でチョコレートを持った女子学生が「塾の鈴木くんにねー」と言っています。
 ○メロドラマのキャラ
第114話「窓辺のスニーカー」で響子さんが見ているドラマで、家庭教師の先生が「い、いけないヨ、ミヨ子クン」と言っています。
また、アニメ3話で賢太郎君が五代君に殴られたことを訴えますが、一の瀬さんは「耐えな」と一言。その時テレビで「耐えましょうシロウさん」「メンコさん!」
●次の情報を柴田さんからいただきました。
シロウさんは、おそらくシルオさんではないでしょうか。漢字を当てると「汁男さん」「麺子さん」になると思います。
 ○五代君と同じ日に披露宴をした人
第161話で、ホテルの案内に「五代・千草ご両家」と並んで、?・巻田ご両家、佐藤・鈴木ご両家と書かれています。アニメ96話では茂木・富岡、新田・朝井、平田・中嶋、古橋・阿部の4組が書かれています。
 ○見合い写真の男性
アニメ4話で、一の瀬さんが響子さんに見せた見合い写真は井口与志雄さんのものでした。「28歳、BK大卒、医者、趣味:お茶・生花」
 ○一条寺酒店の配達先
アニメ10話で五代君とこずえさんが同じ酒店でバイトしてしており、五代君が配達に出かける時にこずえさんが「えーっとー、それ2丁目のオオバさん」と言っています。
 ○甲子園の注目株
アニメ11話で高校野球がラジオ中継されており、大会屈指のスラッガーとして、通算打率5割強を誇るヒロヤマ選手が打席に立っています。準々決勝の第2試合、サキヤマ高校対ハセ高校の試合で2-2のまま延長12回に突入しました。
 ○近所の子供
アニメ27話で時計坂を上ってきた響子さんが、近所の奥さんと話をしており、その奥さんが「アヤちゃん、ちゃんと前見て歩きなさい」と子供に言っています。
 ○女子大テニス同好会の女性達?
アニメ39話で自分達のクリスマスパーティーには出れないと言う三鷹さんに対して「今日はゆうこの番じゃなかったっけ?」「違うよ、たみこじゃない?」「うっそー、ひでよでしょう?」と会話しています。
 ○電車に乗ってた子供
アニメ39話で、五代君が石を受け取りに新宿に向かう電車の中で、窓の雪にはしゃぐ子供が五代君の足を蹴ってしまいます。母親が「ほら、まー君だめでしょ、お兄さんに謝りなさい」と叱っています。しょんぼりしたまー君に五代君は「クリスマスらしくなるといいね」と微笑みかけました。
 ○五代が喫茶店で居合わせた客
アニメ39話で五代君が喫茶店「クラウン」で坂本君を待っている時、女性が入ってきて、先に来ていた仲間達と「よーちゃんは?」「先にホテル行ってるよ」と話をしています。スイートルームを借りてパーティーをするそうです。
この女性、五代君が窓に書いた「バカ」の上に「大」の字を書き添えて出ていきました。
 ○茶々丸の常連さん?
アニメ39話で茶々丸のマスターが電話を受け、「片山さん? 今日は来てませんよ」と話しています。
 ○時計坂総合病院の医師
アニメ43話で三鷹さんが病室で響子さんを抱きしめた時、「カイダ先生、カイダ先生、至急外科病棟までおいでください」と呼び出しが流れています。
 ○五代の大学の学生
アニメ45話で五代君が青年心理学の試験に遅刻し(思いこみ)、教室に入れてもらえなかった場面で、廊下に何かの成績表が貼られており、山口良一、小の寺和文、中幡頼、三田…、中…の名前が見えます。
 ○通りかかった女の子
アニメ48話で響子さんの父が仕事から帰って来る時、親子3人とすれ違います。「お父さん、おんぶして」「だめよえっちゃん、お父さんは疲れてるんだから」
 ○三鷹さんのマンションの住人
アニメ49話で三鷹さんが車でマンションの駐車場に入る時、駐車場に止まっている他の車の後ろの塀に池田様、大野様と書かれています。
 ○惣一郎と同時期に講師だった男性
アニメ53話で五代君が広げた卒業アルバムに当時の講師として鈴木行、山崎和男、久保真、寺永尚之、長谷川洋、半沢…の名前と顔写真が載っています。
 ○桜ヶ丘高校の先生
アニメ54話で職員室にて八神さん達が上荻先生に叱られている場面で、後ろのロッカーに長沢の名が見えます。
 ○電車に乗ってた女の子
アニメ60話で響子さんが三鷹さんのお見舞いに行くのに列車に乗った時、前の座席の子連れの母親が「はいチカちゃん、ほらほらほらほらー」と言ってあやしています。響子さんはそれを見てにっこりしました。
 ○三友商事の面接を受けた学生
アニメ72話で病院に連れて行かれた五代君を無視して三友商事の面接が進んでいきますが、面接官の持つ履歴書に田中一、相楽京子の名が見えます。
 ○定食五代に出前を頼んだ客
アニメ96話で五代君が出前から帰ってきた時に、「3丁目の村野さん、てんぷらそばね」と母に言われています。