各家・各部屋の間取考察

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(3)三鷹のマンション(メゾン・コルホーズ)

原作の描写になるべく矛盾のないように三鷹さんの部屋の間取りを考察してみました(寸法などは考慮していません)。

メゾン・コルホーズ

三鷹さんは都心の3LDKのマンションに住んでいます(第31話「三年待って」で一の瀬さんが話しています)。東京のどこにあるかは不明です(アニメでは渋谷区)が、マンション名は第106話「開かれた扉」の複数のコマから、番地は第118話「犬詣」の三鷹さんからの年賀状から分かります。

第118話「犬詣」
第118話「犬詣」
第106話「開かれた扉」
第106話「開かれた扉」

外観描写からマンションは5階建てと思われます。居室は2階以上で1階は管理室でしょうか?
第101話「大安仏滅」の全景で、右端に外階段らしきものが見え、各階の外廊下にデザイン用と思われるおしゃれな窓が2枚ずつあります。第138話「きざし」から、各部屋の玄関はこの外廊下の窓のあたりにあり、第137話「迎えうち」でエレベーターを降りた三鷹さんが部屋に向かう様子から、エレベーターは角の上下に窓が並んでいる部分にあるのではないかと思います。

第101話「大安仏滅」
第101話「大安仏滅」
第138話「きざし」
第138話「きざし」
第137話「迎えうち」
第137話「迎えうち」

そして、第101話「大安仏滅」で三鷹さんの寝室(建物の反対側)に昼の太陽光が差し込んでいることや、第138話「きざし」の朝方の日の光から、マンション入口は北側で、部屋は南向きと推定できます。

第101話「大安仏滅」
第101話「大安仏滅」
第138話「きざし」
第138話「きざし」

では、三鷹さんの部屋は何階でしょうか?
まず、第141話「しあわせ曲線」で、三鷹さんが部屋に帰った時に2階と5階の外廊下に灯りがついています。そして、第119話「ドッグ・ホリデー」 の電話音や、第105話「犬が来た」などの吹き出しの位置から、三鷹さんの部屋は高層階にあると考えられます。一般に「お金持ち=マンション最上階」というイメージがありますし、第105話「犬が来た」の三鷹さんの眼前の光景も高層階から見たものと思われます。以上より、三鷹さんは最上階の5階に住んでいると見ていいでしょう。

第141話「しあわせ曲線」
第141話「しあわせ曲線」
第119話「ドッグ・ホリデー」
第119話「ドッグ・ホリデー」
第105話「犬が来た」
第105話「犬が来た」
第105話「犬が来た」
第105話「犬が来た」

部屋に入って、玄関からリビングまでの配置が分かるのは、実は第106話「開かれた扉」の一コマしかありません。西側にスペースがあり、東側にドアが見えますが、その奥がどうなっているのかは全く分かりません。間取りが3LDKである以上、寝室以外の2部屋がどこかにあるはずですが…。

第137話「迎えうち」
第137話「迎えうち」
第141話「しあわせ曲線」
第106話「開かれた扉」

広いリビングには高級家具や家電が配置されており、南側のガラスドアからベランダに出ることができます(第58話「カモナマイハウス」と第105話「犬が来た」)。隣のキッチンダイニングとはパネルドアのようなもので仕切られています。

第58話「カモナマイハウス」
第58話「カモナマイハウス」
第58話「カモナマイハウス」
第58話「カモナマイハウス」
第106話「開かれた扉」
第106話「開かれた扉」
第105話「犬が来た」
第105話「犬が来た」

リビングの南東のドアは寝室です。大きなベッドの枕元に電話が置いてあるのが見えますが、これは子機で、本体はリビング西側の棚にあります(第72話「愛のリハビリテーション」で退院後に響子さんが電話した場面や、第105話「犬が来た」の叔父さんが「聞こえなかったな。なにが嫌いだって?」と言っているコマで分かります)。また、第106話「開かれた扉」や第119話「ドッグ・ホリデー」などから、着替えもこの部屋で行っている様子が伺えます。

第58話「カモナマイハウス」
第58話「カモナマイハウス」
第106話「開かれた扉」
第106話「開かれた扉」
第72話「愛のリハビリテーション」
第72話「愛のリハビリテーション」
第119話「ドッグ・ホリデー」
第119話「ドッグ・ホリデー」

キッチンダイニングはL字のシステムキッチンに取り囲まれ、食卓は4人で囲んでも余裕の広さがあります。

第58話「カモナマイハウス」
第58話「カモナマイハウス」
第58話「カモナマイハウス」
第58話「カモナマイハウス」

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