時計坂仮地図 |
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以下の相互関係を踏まえて上の仮地図を作成しました。
したがって、一刻館から駅へは、坂の上・下いずれからも行けるものと考えられます。
次に、原作21話「マフ等あげます」で、茶々丸に向かう響子さんと五代君が坂を下りていくと、崖に沿う道路にぶつかり、右側から来た三鷹さんと出会っています(この丁字路は原作18話「キャンパス・ドール」など複数話に出てくる曲がり角と同じ可能性もあると考えています)。
この道路を左折し、崖沿いの道を歩くと茶々丸が左手にあります(原作21話「マフ等あげます」など)。
第21話「マフ等あげます」 |
第18話「キャンパス・ドール」 |
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第150話「好きだから」 |
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いっぽう、原作117話「弱虫」では、茶々丸を出た後、駅に向かう八神さん・五代君と一刻館に帰る他のメンバーがしばらく同じ道を歩いています。実は、一行が別れた場所は、第15話「複雑夜…」で五代君・こずえさんが三鷹さん・響子さんに鉢合わせした内科の看板がある街角(第20話「影を背負いて」にも登場)で、こずえさんが「駅はすぐそこよ」と言っているのですが、見てもらうと分かるとおり、駅に向かう方向が違うのです。
なので、ここは原作117話の設定を取り、一刻館メンバーが駅への途中まで八神さんを送って行き、ねざめ湯から一刻館に通じる道の途中で別れたものと解釈することにします。
第117話「弱虫」 |
第15話「複雑夜…」 |
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また、同話でコインランドリーを出てすぐ坂を上り始めていること、原作104話「とっても好きだよ」で駅から歩いてきた五代君が、ねざめ湯の正面に向き合っていること、原作99話「バラ色の人生」で一刻館に帰る響子さんの右後ろにコインランドリーがあることから、一刻館から坂を下りきった左側にねざめ湯があり、駅に行くにはここを右折することが分かります(全ての場面に当てはまるわけではありません)。
第104話「とっても好きだよ」 |
第99話「バラ色の人生」 |
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なお、第46話「願い事かなふ」で、時計坂商店街が時計坂駅前に位置していることが分かります(第97話「深夜の面接」、第99話「バラ色の人生」でも)。
第46話「願い事かなふ」 |
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それから、一刻館から坂を下っていく際に一度右折する場面が、第63話「しわのあるキューピッド」で五代君と響子さんがデートに出発したコマなど複数あり、原作136話「100%SYONEN場」で五代君が試験場の下見に出かけた時、響子さんが「あら、もう見えない」と言っていることからも推定できます。その後、ねざめ湯までは第43話「坂の途中」からいくつか右左折をする可能性があるのですが、はっきり分かりません。
第63話「しわのあるキューピッド」 |
第43話「坂の途中」 |
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アニメ79話で坂本君が八神さんに渡したキャバレー・バニーの地図。
映画「完結編」で飯岡さんが坂本君に書いて渡されたという一刻館の地図。
原作とは細かい点で矛盾が多いようですが、意外にポイントを押さえているような…