なお、現地でPALのテープを買ってきた場合は、変換サービス(1本1000円くらい)を利用すれば大丈夫です。PALに対応したデッキもあるそうですが、10万円くらいするとのこと…
さて、私はラルクは全然聴かないので「花葬」を知りませんでした(恥) さっそく歌詞を見てみましたが、黛玉の葬花とはイメージが異なるみたいですね。もし関連があるのなら興味深いところです。
半分、あたっています。トキメモばりの恋愛ゲーム(って、やったことないけど)ですが、18禁ゲームではありません。ようするに、十二人の女性との好感度をあげながら、さらに勉学、会話能力とかのパラメータをあげて自己を鍛え、科挙試験をめざすと(わけわからん説明になった)。ちなみに台湾版しかありません。絵はアニメ調で、背景はポリゴンです。アイテムとかもあり、一番重要なのは「人との出会い」というものです(これを「縁」という)。登場人物は、いつもその場所にいるとはかぎらないので、これが高くないと、出会えなかったりします。「おっ?」と思う脇役、ちょい役も出てきますので(あと、マップがよくできているので)、紅楼夢ファンだったら楽しめると思います。
文献情報についてはりりかさんのページの「紅楼夢文献案内」等を参考にされるとよいと思います(私は詳しくありませんので)。
文庫本は次の二つしかないようです。
◯岩波文庫12巻は割合訳がこなれていて読みやすいんですが、今は絶版になっています。
◯平凡社ライブラリー12巻は昨年全巻刊行されましたので、一番手に入りやすいと思います。
(大きな書店ならたいてい置いてあるはずですし、取り寄せれば問題なく手に入ります。1冊1200円と高いのが難点ですが)
抄訳版としては「ザ・紅楼夢」というA4サイズの分厚いのがあります。完訳を読んだ後だと(省略の仕方に)抵抗があるのですが、最初に入るなら一番手頃だと思います(全1冊だし値段も手頃だし)。ほかの本は入手も難しいし値段も高いので、図書館で借りるのがベターだと思います。
読破されたら是非感想などを聞かせてくださいね。
紅楼夢の本もビデオもありながら読まれていないとはちょっと勿体なかったですね。これから時間を作って読まれるとのこと、私のページの資料(特に人物関係)も使ってみてくださいね(そういえば自分も読破するまで2度3度挫折した記憶があるなあ…)。
それからAnchor Bookについては次のとおりです(この本は完訳ではなく抄訳です)。
◯タイトル:Dream of the Red Chamber
◯出版社:DOUBLEDAY
◯訳者:Chi-Chen Wang(王際真)
◯ISBN:0385093799