ところで、グッズに関する情報はこちらに送ってよかったのでしょうか?
五年ほど前に、初めてパックツアーで行った上海の土産物屋(場所は不明)で「飾りついたて」を一万円で購入しました。15x30センチくらいの黒い板四枚に、貝、石、骨(?)を貼り付けたものに彩色した、書物を読む黛玉に話し掛ける宝玉と侍女ふたり、という構図です。一見高級なのですが、よく見ると安っぽいつくり、というありがちな装飾品です。
同じ時期に蘇州の刺繍研究所で、金陵十二釵の両面刺繍の見事なついたて(屏風だったかも?)を見ましたが、あれを購入された方はいらっしゃるのでしょうか?確か百万円くらいしたと思います。すでにグッズとはいえないでしょうが。
あとはトランプとか、そんなものです。
紅楼夢好きにはたまらない、充実したHPですね。これからも見に来ます。頑張ってください。
当方,伊藤漱平先生の邦訳を1回読んだきりの紅楼夢のファンで,大学工学部の教員です.1987年,中国に2週間滞在した折りには,老師の方々とかろうじて紅楼夢について会話を楽しむことができました.
ちょうど紅楼夢の連続テレビドラマが放映中であり,黛玉や襲人のイメージも具現化されました.私のお気に入りの襲人については,もう少し柔和な容貌を想像しておりましたが,あれはあれで新鮮さのある襲人だと思っています.
中国現地で買った活字本と劇画本は,読むことはできませんが今も私の宝です.その劇画本を自分で邦訳できたらイイナァと思っているうちに,邦訳本が出版されてしまったのは残念というか良かったというか・・・.
当方,文才に乏しいため,文章執筆の責務を負ったときには,紅楼夢を題材に苦しまぎれをすることがあります.拙著(システム工学,機械システム入門シリーズ6,共立出版,1995)の第4章まえがきなどはその典型です.
また,講義中の雑談でも,「男は泥である」という宝玉さんの口癖を吐露することがあります.でも,このセリフは真実でありましょうが,今の時代には野郎どもに対するセクハラかもしれませんね.
あ~あ,はやく隠居して,仙人の修行をしながら紅楼夢を読みたいなぁ.