実際は清代の都だった北京です。もともと清代中期に書かれた小説ですし、登場人物が清代の衣装を着ていますし、賈家の住まいは皇帝のお膝元ですので、必然的に北京ということになります。
金陵は南京の古名です。黛玉の出身の姑蘇は蘇州の古名ですが、これも現在の名前を多少なりぼやかしているわけです。
紅楼夢の作者・曹雪芹は南京で育ち、家の没落後は北京に移り住みました。
曹家の屋敷は南京にあったわけですが、紅楼夢では賈家は北京在住で、留守宅が南京にあるという設定になっています。
私は90年代に松枝茂夫訳からハマりました。
最近また2010年のドラマをDVDで毎日観ています。
紅楼夢について話し合う人がいればと思っていたら、こちらのページにたどりつきました。
2020年は更新はなかったのでしょうか。
紅迷の方々がネット上で少なくなっていくのは悲しいです。
私もSNSで発信していこうかと考えております。
無学でお恥ずかしいのですが、「虎兎に相逢うて大夢に帰す」の意味が分かりません。ご教示いただきたくよろしくお願い申し上げます。
個人的には作風の違いから後40回は曹雪芹氏ではないと思いました。
81回以降が曹雪芹の作(または構想)か別人の筆かはいまだ確定はしていないと思います。
曹雪芹が外圧等により初期構想を変えざるを得なくなったことも十分考えられるからです。