皆様からのご意見集

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ボルジンガーさん(2001年08月23日)
ちょっと昨日白百合大のホームページを見てみたんですが、短大は仙台にあるそうです。(仙台白百合短期大学)て、言う事で明日菜さんは仙台で寮生活でも営んでいたんでしょうかね?それとも、親戚の家に下宿か?多分、親戚がいたということだと思います。(少々揚げ足を取るような文章になった事をお詫びします。決して、そういうつもりで書いたわけではありません。)
一つ疑問があります。第19話の「ケガの功名争い」で響子さんが着物を着ていましたが、着物だと何かメリットがあるのでしょうか?私は和服と言うものを一度も着たことがないので何ともいえませんが、洋服より体は拭きやすいのでしょうかね?一体なんなんでしょう。よろしければ、考えてください。
(管理人より)
あくまで憶測ですが、箱入り娘であり世間知らずである明日菜さんが、家を離れて独力で大学生活を送ることは考えづらいです。東京に女子大や女子短大は山のようにあり、親御さんにとっても彼女にとってもその必要性がなさそうですから、作品中の白百合女子大は実際の白百合女子大とイコールではなく、あくまでフィクションということだと思います。
次に響子さんの浴衣姿については、見舞いで次々に人が訪れるので、パジャマやネグリジェでは失礼かと思ったのではないでしょうか。また足を怪我しているので、ズボンは履きづらかったということもあるでしょう。

ボルジンガーさん(2001年08月20日)
はじめまして!ホルジンガー(16歳)と言います。つい最近(一ヶ月前)、友達の紹介で「めぞん一刻」を読んで以来はまってしまったのですが、ちょっと気がついた点があるのでメールを送らせて頂きます。
九条明日菜なんですが、彼女は3月生まれではないかと思います。三鷹に見合いの話が上がったのは桜の咲く季節で、その時21歳。白百合女子大学の卒業式は三月なので、三月の下旬に生まれたのではないかと推測します・・・。いかがでしょう?
また、何故この白百合女子大学と実名なのでしょうか?他の人の大学は全て名前を伏してあるのに・・・。最初、高橋先生は白百合卒と思ったのですが、日本女子大とのこと。非常に不可解です。この点についていかが思われますか?
そして、二階堂ですが、一刻館に来た当初、「ぼく未成年ですから、コーラで」と言っているのです。しかし、実はタバコは吸っているわ、20歳になるまでに住人とお酒を飲んでいるわ、という状況。この言葉とは矛盾します。ただ、あの言葉を吐いたのは音無響子に二階堂の実の姿がばれる直前だから、胡麻をする為に言った言葉と解釈したのですが、管理人さんはいかに思われますか?
最後に、五代裕作が受けた保母の筆記試験の会場は、早稲田大学ですよね。
以前に出た質問かもしれません(一応、全ての頁は見ましたが・・・)が、その時はご容赦を。
(管理人より)
明日菜さんに三鷹さんと見合いの話があがったのは、桜の時期を過ぎてからですが、すでに大学を卒業した五代君と黒木さんが保育園で働いています(第100話「桜迷路」)ので、この時点で4月以降でなくてはなりません。また大学を出てすぐに見合いをするというのは、一般的に見て異常です。ですから、明日菜さんはおそらく短期の学部(或いは短大)を20歳で卒業し、1年間の花嫁修業ののち見合いに応じたと見るのが妥当だと思います。
次に実名の使用について、五代君の就職活動の時にも東京海上火災や三井・三菱など、連載時には実際の企業名を使っていましたが、ワイド版以降では全て架空の名前に修正されています。明日菜さんの大学も文庫版では「白サギ女子大」と修正されています。実名を使うことに対して配慮がされたものと思われます。
次に二階堂君は一の瀬さんに「18歳です」と答えています。一の瀬さんに嘘をつく必要はないです(^^; また大学を卒業した年(最終話)から逆算しても一刻館に来た年は18歳となります。「コーラで…」といったことについては、この時点でまだ飲酒経験がなかった(或いはあまり酒を飲めない)からではないでしょうか。
最後に保母試験会場についてはひろゆきさんのページ等で教室まで特定されております。早稲田大学の西8号館の302号室だそうです。

UPIさん(2001年06月20日)
響子さんが家出から一刻館に帰ってくる日のこずえちゃんの行動についての疑問が寄せられていましたね。とても興味深い指摘で、僕も改めてじっくり読み直してみまし<た。そして出た結論。あの日こずえちゃんは銀行の同僚の人のプロポーズを受けいれ、指輪をもらう、という大事な用事を午後行ったのではないでしょうか。その根拠はこずえちゃんの薬指にあります。

「土曜の昼」に時計坂の踏み切りで響子さんと出会ったこずえちゃんは、喫茶店で響子さんに「これで決心がつきました。」という表明をします。その泣き顔を押さえる左の薬指に指輪はありません(「ラブホテル事情」)。しかし同じ日の夜である筈の歩道橋の上で、こずえちゃんは五代くんに指輪を見せます(「本当のこと」)。つまりこの日のこずえちゃんの行動は以下のように考えるとつじつまが合います。

午前中何らかの用事で出掛ける→帰りがけに響子さんに出会う→帰宅→「着替えて」出掛ける→銀行の同僚のプロポーズを受け入れ、指輪を(はめて)もらう→帰宅途中、電車で二階堂くんに出会う→時計坂駅で真相を聞かされる→(多分)その足で「バニー」へ向かう→五代くんに結婚を伝える→タクシーで帰る。

でも婚約指輪って結納しないとはめないのかな?別に形式張らなければ問題ないと思いますが。未婚なもので分かりません。異論・疑問あれば是非お聞かせください。

いずれにせよ、一日であることを忘れさせる、長い長い、内容の濃いクライマックスですね。貴HPのおかげで、さらに面白く読み直すことができて感謝しています。


(管理人より)
ご賢察恐れ入りました。
ラブホテル事件の日からこの日までは数日経過している可能性がありますが、確かに響子さんと会った時のこずえさんは意気消沈していて、既にプロポーズをOKしていたとは考えにくいです。
それから、プロポーズを受けた時点で婚約指輪をもらうことは別におかしくはないです(結納を省く場合等)けど、五代君のところに行くにあたってわざわざ指輪をはめていったという見方もできますね。正面切って真実を告白するより、五代君が指輪に気がついた時に告白しようと思った(結果として気づかなかったわけですが)、とか。

十文字さん(2001年06月13日)
語り尽くせ熱愛時代という本は、現在でも販売されているんですか?
(管理人より)
一般の書店では見かけません。絶版ではないようですが、出版社にも在庫がないようです。ただし「一刻館の思いで」と違って古本屋やアニメ関連のお店では比較的見つけやすいとの話を聞いています。

Gオサリバンさん(2001年06月11日)
今回は前から気になっていたことをかきます。(もう、過去にあったネタならごめんなさい。)
「ラブホテル事情」で、響子さんが実家から一刻館に帰る途中で、こずえちゃんに出会いますよね。そしてその日の晩、五代くんと響子さんがホテルにいる時に、こずえちゃんは電車で二階堂くんに会ってますよね。ここで疑問なんですけど、なぜこずえちゃんの服がかわってるんでしょうか? どちらの服も仕事帰りのように見えるし、ちょっとお出かけな感じもするし。あ、でも土曜日か。婚約者と会ってたのかな?じゃあなぜ着替えたのかな?う~ん、この日のこずえちゃんの行動パターン、みなさんどう考えますか?
(管理人より)
ご指摘の件、全く気がつきませんでした(^^;ので、少し整理してみます。
1)この日は1986年10月11日、土曜日。
2)こずえさんが響子さんと会ったのはお昼、たぶん時計坂。
3)こずえさんが二階堂君に会ったのは夜の7時過ぎ、時計坂に戻る列車の中。

当時の銀行は完全週休二日にはなっておらず、土曜日は隔週で休みだったそうですが、問題の日(第2土曜日)は間違いなく休みです。とすれば、こずえさんは響子さんに会ってから一度帰宅して、着替えてまた出かけたことになりますね。
妻が言うには(^^; 「開襟シャツからタートルネックのシャツとVネックのセーターに着替え、ストッキングからハイソックスに履き替えているので、午前中に近くで用事を済ませてから、夕方冷え込むことを予想して着替えて出かけたんじゃないのか。靴も履き替えているが、彼女のコーディネイトによるものだろう」とのことです。
実際、響子さんも茶々丸を出たあと、寒さに身震いしていますし、そんなところじゃないでしょうか(じゃあ、コート着ればいいのにってつっこみはしないように(^^;)


向井大輔さん(2001年5月25日)
保母試験の時はどうなってますでしょうか。絞り込めますか?。私の友人が言うにしぼりコメンとの事。(私はわかりません。)
それと惣一郎さんが病弱だったとの見解には僕は否定的ですね、
アニメだと94話の部分で惣一郎さんと響子さんが出かけるシーンがあるでしょ?。地層がきっちり遠目にも見えるとこはそんな町のそばじゃない!。食事があっさりしてたのも彼に結構吝嗇な所があったからでは?(cf;響子さんの墓参りのシーン)彼の死因は、恐らく病魔でしょうが、(直ちに病院へ遺族が向っており、遺体を修復するような時間は必要とされてない。)それと、気になって仕様がないんですが、最終話で五代君が墓に独白した後、隠れてた響子さんが出て来た時(まあ隠れるのもヘンっちゃあ変ですが)、彼女に「何時からいたんですか。」と言ってましたよね、是って一体どう言う意味があるんでしょう、感動するシーンだけに気になります!。
それと音無響子の名の由来を調べた所、2,3説あります。もしそんな数ドコロじゃないっと言う事ならお教え下さい。
(管理人より)
保母試験の受験番号については分かりません。大学合格時のように五代君が自分の番号を最終的に確認する場面がないからです。五代君が合格発表の掲示板前に立ったところで場面が一刻館に切り替わってしまいますし、掲示板に並ぶ番号から推測するのも不可能です。

次に、惣一郎さんは実際に高校で教鞭を執っていましたので、「仮に」惣一郎さんが病弱だったとしても、この時点では日常生活に支障がない状態に回復したとみるべきでしょう。私は病弱というより、持病持ちだった可能性があるのではないかと思います。

それから、五代君のこのセリフについては特に考えたことがありませんでしたが、響子さんがそばに来るまで気がつかなかったので、しばらく前から近くで見ていたのかな、とでも思ったんじゃないでしょうか(もちろん隠れていたことを指しているわけではなくて)。惣一郎さんへの告白を聞かれたかも?という照れ隠しではなさそうですね。

最後に、姓の由来についてはくろべさんが詳細に考察されていますが、私は作者が「無」のつく名字を当てはめたというだけで、特に大きな意味づけはないと思っています。ですから逆に、どんな由来があるのか教えていただければ幸いです。


向井大輔さん(2001年05月25日)
どもども初めてお便りします。いやあこんなにマニアの方が多くいるなんて、めぞんファンとしては涙ものです。さて、見ておりましたら、響子さんが一時期学校に通っていたのでは、との指摘がありましたが、それはないと思います。彼女の母親が、「アンタみたいな技術ない娘」と罵るシーンがあるからです。さてそれはそれとして、今度は五代の大学入試の受験番号の謎を問いて見てくださいませんでしょうか、アニメでは4989と解りますが、漫画の方だと、何候補かに分かれてしまうのです。よろしくお願いします。今「資料」を全て友人にかしてあるもので・・・。

それから、響子さんが,五代君と出会って結婚に至るまでを、響子さんの独白形式で語るというOVAがあったと言う話を聞いた事がありまして、アニマート等に問い合わせてみたのですが、知らないとの事で、友人の話しによると30分あるかな
いかの短いものらしいんですが、どうでしょう、調べて頂けないでしょうか。お願いします。


(管理人より)
配線に関して心得があり、屋根の修理をしたり、自分で着付けもできるなど、響子さんはそれなりの「技術」を持っています。とすれば響子さんの母のいう「技術」とは「資格」のことでしょうか。つまり手に職があれば働き口は見つけやすく、結婚相手の条件としては上に見られるということでしょうか。とすれば響子さんの技術は資格取得として拾得したものではないのですね。響子さんは体を動かしているのが楽しいと言ったことがありますから、高校の頃からあれこれ興味を持って覚えてしまったということも考えられます。或いは高校卒業後にパートやバイトをしていく中で拾得したとも考えられます。ふむ、もう少し考えてみます。

次に五代君の受験番号についてですが、原作では合格した大学の「4989」、武野大学の「0983」の二つのみ、アニメではN大学の「4141」、K大学の「0405」、三流大学「4989」の三つのみが分かります。

最後にお問い合わせのOVAは「プレリュードめぞん一刻 めぐる春の桜のように」だそうです。LDのみの発売ということで私は見たことがありません。
映像関連商品は全てひろゆきさんのページでデータベース化されていますので参照してください。


男坂本さん(2001年04月21日)
すごい、すごいの連続です。
圧倒的な情報量に感服いたしました。
これだけ調べるのはさぞかしたいへんだったでしょうね。
ところで、むか~しから思ってたのですが、一刻館の時計って小さすぎやしませんか?
専用の部屋があるくらいなんだから。。。
歯車1つで直径1m位あったから、せめて直径3mは欲しいですねえ。
「ぐもも~ん」って音も町内に響き渡るくらいでかい音だったし、それになんてったって「時計坂」が舞台の「一刻館」なんだから、もうちょっと「時計」が目立ってもいいのでは、と思うのですよ。
最初のうちは結構大きかった気がするのですが、途中から縮んじゃったみたいですね。
どう思われますか?
そう言えば、二階廊下の真ん中の窓いつまで経っても割れてましたね。

(管理人より)
一刻館の大時計は初期に比べると、終盤は半分以下の大きさになってしまいました。
一刻館は小高い丘の上に立っているわけじゃないので時計が見える場所って限られていると思いますし、時報として使われたオルゴールのほうがより重要だったんではないでしょうか。確かに時計はもっと大きい方が見栄えがいいんですけどね。
それから、五号室前の廊下のガラスって連載当初はヒビ割れていましたが、その後取り替えられたと思っていました。目立たなくなっただけですかね?

Gオサリバンさん(2001年03月29日)
先日は掲載ありがとうございました。とても、うれしかったです。
さて、私は学生時代にめぞんに出会ったのですが、今おとなになって結婚もして、読み返してみると、あの頃は何も思わなかったのに、今になって考えさせられることがあります。
そのひとつは、「5年以上も思いつづけた女性と、いきなりベッドインして成功できるか?」ということです。これはもちろん「好きなのに…」のホテルのエピソードのことですが、五代君は惣一郎さんのことを考えたのが(響子さんが気にしてると思ったのが)うまくいかなかった一番の理由だとしても、慣れないホテルのベッド、時間のなさからくる焦り、そして、今夜答えを出したいという気持ちが空回りしているからだとも思います。今自分が抱いているのは本物の響子さんなのか、幻想なのか… この時の五代君の気持ち、大人になった今の自分の心に、強く突き刺さります。
(管理人より)
確かにそうですね。
五代君の場合、一つ屋根の下で長年家族同然に接してきた響子さんを現実の女性として受け止める下地は既に十分にできていたでしょうが、あのシチュエーションでは確かに萎縮する要素が大きすぎたと思います(心の準備もできていなかったのでしょう)。
もっともあの晩に二人が成就していたら、惣一郎さんを含めて響子さんを受け止めるという境地に、はたして達したかどうかは分かりませんから、高橋先生の構成の巧さが光る部分ではありますが。

なお、Gオサリバンさんからは追加のメールをいただいております。
『最愛の人を抱いているのに体が反応しない… このつらさ、情けなさが今、大人になってものすごくわかるなあということです。(実際、私にあれほどの経験があるわけではないのですが…)お互いに信じ合えないと、いくら好きでも結ばれない。だからこそ「好きなのに…」というタイトルなんですね。』


Gオサリバンさん(2001年03月01日)
はじめまして。いつも楽しく拝見しております。
以前このコーナーで、「五代君は響子さんが好きなのにソープに行くなんて…」という意見がありましたね。たしかに、響子さんに一直線で他の女性には見向きもしない、本当に純粋な五代君というのは美しいとは思いますが、ちょっと気持ち悪いかなあとも思います。五代君という人は、単に「不器用だけど純粋なやつ」ではないと思います。響子さんを思いつつも、やさしいこずえちゃんにはうまく断れず、でも性欲もあるからソープにもつい行ってしまう… そんな意思の弱い五代君のほうがなんとなく親近感をもちます。めぞんは究極の美しいラブストーリーというより、あるアパートの管理人と住人の物語っていうぐらいのスタンスでいいと思うのですが、みなさんはどう思いますか?
(管理人より)
同感です。めぞん一刻が「響子と五代の愛の物語」として紹介されるケースが多いのに対し、高橋留美子先生は一刻館を舞台にした人情活劇を描いていたわけで、描かれるのは等身大のキャラクター達の日常生活、決して登場人物に特殊性を持たせてはいません。そこに理想を求めようとするとギャップが生じてくるのはやむを得ないことでしょう。

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