皆様からのご意見集

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山本さん(1999年07月24日)
初めまして。このようなページがあるのを初めて知りました。
HPの管理人さんの作品への愛情と執念をひしひしと感じます。
そこでよろしかったら教えて欲しい点が一つあるのですがよろしいでしょうか。
それは「響子さんは管理人の収入ではたして食べていけるのか?」と言うことです。

「マフ等、あげます」(第2巻part11)によると一刻館の家賃は2万円です。住人は後から引っ越してくる二階堂を除くと、一の瀬、四谷、五代、六本木朱美の4人ですから、家賃収入は8万円にしかなりません。
響子さんは内職もパートもしてませんし(少なくても作品中では)、総てを自分の収入としても物価の高い東京ではたしてこれで食べていけるのでしょうか?
家賃を払わなくていいし、響子さんは質素な生活してるから大丈夫とも言えない事もないですが、それでもテニススクールに通っているし、高そうな服を何着も所有しています。そもそも一刻館の度々の修繕費用はどこから出ているのでしょうか?大体、住人が4人しかいてないのに管理人を置くこと自体不自然です。
 私見では一刻館の運営は音無のじいさんの道楽兼慈善事業で、以前の管理人の爺さんも響子さんも、音無の爺さんから家賃収入以外に補助をもらっていたと考えているのですが。爺さん、太っ腹(笑)!
管理人さんはどうお考えでしょうか?


(管理人より)
ご指摘の問題については、「一刻館の思いで」でも考察がなされています。
管理人さんの収入は二階堂君が入った時点で約12~14万円と考えられます (1階の部屋は2室ずつあるので、3~4万円と仮定)。
お爺さんが管理人をしていた頃は、年金を含めればこれでも十分な額なので、基本的に一刻館の管理人は老人が小遣い稼ぎにやる程度の仕事だったと思われます。響子さんが管理人に就任したことはかなり特殊な例なのでしょう。

次に、住人があれしかいないアパートに管理人を置くことについて。第147話「いきなり管理人」で、響子さんが出ていったあと、一刻館はスラムと化し、訪れた音無老人が「このままでは人が住めんようになってしまう」と言っています。たぶん、同じことが前にもあって一刻館から管理人を外すことはできなかったのでしょう。なんせ、あの人たちですから(笑)

響子さんの場合は、維持費や生活費でほぼギリギリの金額と思われます。
「一刻館の思いで」では惣一郎さんの保険金を運用(定額貯金など)して生活費に充てていると考察しており、おそらく事実でしょう。大がかりな修理もたびたび行われるわけでないし、当時の高金利を考えると利子でもまかなえる額かと思います。
音無家からは当然補助を申し出たでしょうが、響子さんがそれを受けたかどうかは微妙なところですね。管理人就任については響子さんが自ら申し出たはずですから、前例がなければ援助は断ったんじゃないかなと思っています。


川辺の妖精さん(1999年07月24日)
こんばんは。さきほど、サウンド・シアターの解説書でまた、一つ発見したので。お知らせします。
アニメ59話に登場する「きょんきょん(声:三田ゆう子)」ですが、原作では「恭子」となっていますが、アニメの設定では「恭子」ではなく「今日子」になっています。
サウンド・シアター30巻(CD:KTCD-3030)の解説書のスチールサーチ59-A TRACK16に「『お返事ちょうだい…』のラブレターのテープを渡す今日子。」及びスチールサーチ59-B TRACK41に「告白テープに首をかしげる両親。『保父さんが今日子にって』」と説明書きされています。
(管理人より)
サウンド・シアターの制作者が原作の「恭子」を見落としていた可能性が高いですね。

川辺の妖精さん(1999年07月23日)
引き続いて、「めぞん一刻 タウン情報」のへの「サウンド・シアター」の解説書から分かることを列挙します。
●フジ菱銀行 → 富士菱銀行
34巻(CD:KTCD-3034)の解説書の67話の筋書きで、「…偶然出会ったこずえからも、父のコネで富士菱銀行の受付に内定したと聞かされて、…」と漢字表記で説明書きされています。
●東都銀行
45巻(CD:KTCD-3045)の解説書のキャラクター・クリップ(七尾こずえ2)で、「…東都銀行に就職が決まった後、…」と漢字表記で説明書きされています。
「東都銀行」と「富士菱銀行」の漢字表記について、タウン情報では「漢字は当て字」と補足されていたので、お知らせ致します。
●たちばな神社 → 立花神社
15巻(CD:KTCD-3015)の解説書のスチールサーチ29-A TRACK4に「立花神社境内で、時計坂商店街秋祭り恒例の肝試し大会が。」と説明書きされています。
今、かなり久しぶり(約7年ぶりでしょうか)にサウンド・シアターの解説書を読んでいるのですが、アニメを見ているだけでは分からない設定などが資料として解説書にいろいろ明記されているので、(例えば、アニメの設定では、一刻館の庭部には柿の木、柘植、やつで、紫陽花などが植わっています。「4巻(CD:KTCD-3004)」パノラマップ 一刻館の巻1より)
機会があったら是非一度、サウンド・シアターの解説書を読んでみては如何でしょうか。尚、現在でも、32、34、39、40、42、48巻の6枚に限り、CD店で取り寄せて購入できます(まだ、この6枚は市場に在庫があります)。残念ながら、他の巻は随分昔に廃盤になってるので、新品での入手はまず無理でしょう。ときどき、中古で48巻セットで売っているのを見掛けたりもします。
(管理人より)
ありがとうございます。ご指摘に基づいて情報を手直しさせていただきました。
一刻館の柿の木(アニメ後期)・アジサイ(前期)についてはアニメから確認でき、一部は時期の特定にも使わせてもらいました(ただし、柿の実が真冬になっていたりもするんですけど)。アニメの前後期でかなり違っているはずです。柘植(つげ)とやつでについてはそれらしい描写を見たような気もしますが…設定がされていたのですね。

川辺の妖精さん(1999年07月23日)
昨日に引き続きまして、「めぞん一刻 サウンド・シアター」の解説書から分かることを以下に列挙します。
惣一郎が失踪する、アニメ27話に登場する「よう子(声:平松晶子)」は、14巻解説書(CD:KTCD-3014)で「洋子」と漢字表記で書かれています。
アニメ63話に登場する悦子の弟の「とおる(声:TARAKO)」は、32巻解説書(CD:KTCD-3032)で「徹」と漢字表記で書かれています。
八神の父からの紹介状で、坂本の就職先は「かげろう産業」ですが、5巻(CD:KTCD-3005)の解説書のキャラクタークリップ(坂本)で、「…77話で五代からもらった紹介状をちゃっかり使って、彼は陽炎産業に入社してしまいます。…」と、漢字表記で書かれています。他にも、39巻(CD:KTCD-3039)の解説書の第78話の筋書きでも、「八神の父親の紹介状のおかげで、陽炎産業に入社が決まった坂本。…」と漢字表記で書かれています。
●ホステスA(声:木藤聡子)とホステスB(声:生駒朋子)について…。 アニメ78話で、坂本の隣に坐って、「それじゃ、学生さんの就職を祝って…」と云っている方がホステスAです。五代の隣に坐ってる、明るい茶髪の方がホステスBです。
次に、アニメの声優情報です。
27話 洋 子…平松晶子
36話 ヒロシ…佐藤正治
57話 荻西興信所の原田優作…亀山助清
94話 ゆう(※ゆみ?)ちゃん…松島みのり
94話 由 加…三田ゆう子
※94話に登場する「ゆうちゃん」は、「ゆみちゃん」とも聞こえませんか? 私はずっと「ゆみちゃん」だと思っていました。ちなみに、ゆうちゃんの父の声は千葉繁さんだと思われますがどうでしょうか?
又、かすみさんの子供の「花子」の声(泣き声)は恐らく三田ゆう子さんでしょう。三田さんは他にも、子供の声を幾つか担当していますよね。
(管理人より)
有り難うございます。ご指摘に基づいて人物事典を手直しさせていただきました。より完全なデータベースを目指して精進したいと思いますので、今後とも御協力ください。
ホステスについては、TARAKOさんを加えた三人で大勢のホステスを演じているので、A・Bは特定のホステスでない可能性があります(私はそう結論づけました)。もう少し検討してみます。
「ゆうちゃん」はやはり「ゆうちゃん」としか聞こえませんでした。父親はどうやら千葉繁さん、花子は三田ゆう子さんですね。確認しました。

ネルさん(1999年07月23日)
“皆様からのご意見集”を拝見させて頂いたところ、サウンド・シアター関連の新着がありましたので、私も少しコメントしてみます。
川辺の妖精さんが述べられている“こずえの新姓”の他にも、サウンド・シアターはTVアニメ版での隠れた設定(?)がいろいろ登場します。
例えばサウンド・シアター47(アニメ93,94話)での千葉繁氏のナレーションでは、惣一郎の死因は交通事故であると、はっきりと言っています。
他にもあるのですが、個人的にはこれらが本当にTVアニメ版を作成する際の設定だったというより、サウンド・シアターのために後で用意した設定であるように感じています。
(管理人より)
こずえさんの新姓や惣一郎さんの死因など、アニメでは全くふれられていない以上、新たに設定された可能性は大ですね、確かに。
でも、アニメの設定はもともと原作と違うわけですし、サウンド・シアターがキティ制作である以上、個人的にはアニメの公式設定と受け取ってもいいと思います。あまりに理不尽でなければの話ですが。

川辺の妖精さん(1999年07月22日)
はじめまして。
え~、凄すぎの一言です。特に「人物事典」の内容の緻密さには思わず唖然としてしまいました。
ところで、原作及びアニメでは、こずえの結婚相手(声:辻谷耕史)の名前は出ていませんが、アニメの設定では「広田」となっているようです。これがわかるのは、「めぞん一刻 サウンドシアター(全48巻)」の45巻(CD:KTCD-3045)の解説書のキャラクター・クリップ(七尾こずえ2)で、「東都銀行に就職が決まった後、高校時代の先輩・広田から、突然のプロポーズ。…」と書かれています。ほかにも、同頁に「『主人が一緒だから…』“広田こずえ”となった後、夫の転勤に従い名古屋の団地に」などと、説明書きされています。
ひょっとしたら、既に御存知の事だと思いますが、人物事典には「広田」とは書かれていなかったので一応、お知らせ致します。
又、「サウンド・シアター31巻(CD:KTCD-3031)」の解説書では、響子が旅行先で出会った「ハルミ(声:玉川紗己子/別表記「砂記子」「沙紀子」)」(61話)は、「晴美」と漢字表記で書かれています。
以上、御参考迄報告申し上げます。
(管理人より)
こずえさんの結婚後の姓が設定されていたとは、衝撃の情報でした(しかし何故に広田さんなんだろう?)。
ありがとうございます。当方、サウンド・シアターを所有しておりませんので、全く存じませんでした。m(_ _)m

火星田ジュンさん(1999年07月14日)
はじめまして。このページの情報量に、驚きと喜びを感じている、火星田ジュンです。
早速ですが、めぞん一刻人物辞典の妊婦さんについての情報です。
数年前にBSで「完結編」が放送された際、アニメの後に島本さんと林原さんのトークがあり、その中で林原さんが妊婦を演じていたと語っています。先ほど、ビデオで確認したばかりなので、間違いないと思います。この情報がプチトマト一個分でも役に立てばと思い、ご意見番に書かせていただきました。
(管理人より)
情報ありがとうございました。確かにあの特徴ある声は林原さんですね。
今をときめく林原めぐみさんも、デビュー作のめぞんでは本当に細かい役をいろいろやっておられたんですねー(つくづく)
●七尾葉介・太郎・敦子・小泉・保母B・幼稚園児・ウェイトレス…

山崎修平さん(1999年05月22日)
はじめまして、こんにちは。わたしは、響子さんより朱美さんが大好きな学生です。
さて、きょうは、きょんきょんについてですが、声優は、朱美さんこと三田ゆうこさんではないでしょうか?
(管理人より)
実はこの問題、以前に議論したことがあって、例の回のきょんきょん(恭子)は、おそらく三田ゆうこさんだろう、ということになりました。
ただし、アニメの別な回では林原めぐみさんが演じていたらしいことも指摘されております。私自身は判別できないでいますけど(笑)

Kunitsuさん(1999年05月17日)
私は現在アメリカに留学中の学生です。ふとした時に日系人の友達とめぞん一刻の話になって、彼がものすごく好きということがわかり、よくよく話を聞くとVIZのコミックを全て持っているとのこと。私が高校の頃に全て読んだというとものすごく羨ましがられて残りのストーリーを教えろ!といわれましたが、読め!と言うと「本代と送料は全ておれが持つから日本の友人に頼んで全巻を送ってもらってくれええ!」とねだられました(笑)すでに友人に伝達してもう少しすると届くはずです。私も長い間読んでいないので非常に楽しみです。

先週末にその友人の家でパーティをしてるときに「日本にはめぞん一刻のWebサイトがないのか?(アメリカにはないそうで、、)」と聞かれて探しているうちにこのサイトにたどり着きました。情報量が半端じゃないので感心しました。友人はけっこう日本語がわかるのですが、やはり難しい部分は翻訳が必要で必死で横について訳してあげました(笑)このサイトで日本版の何話かが英語版に収録されていないことを知ってかなり怒ってました。

英語版の翻訳はアメリカで発売されている日本の漫画にしてはうまく訳されていています。ただ「擬音」がやはりおかしくてしっくりきません。。。その友人になぜめぞん一刻が好きなんだ?と聞くと「日本の漫画はいろいろあるが、この漫画はストーリーがすごく親近感がわくし、日本人の実生活が描かれている数少ない漫画だ、それにSF関連も妖怪も何一つ非現実的なものが登場しないのもいい」といってました。なるほどと思いました。


(管理人より)
非常に印象的なメールでしたので、許可を得て掲載させていただきました。
実は英語のめぞんサイトって結構あります。最も有名なのはバークレー校のサイトですね。
フランスでは日本語専攻の学生が、日本のことを知るのにめぞん一刻を読む、といった記事を読んだことがあります。そういえば、高橋留美子先生も文庫本のインタビューの中で、次のように述べておられました。
「日本の四季折々のいろんな、たとえばお正月とか、そういう催し物みたいなことが好きで、結構入れてるんですけどね。そういう文化みたいなものが向こうの人にどう映るのかなっていうことには、かえって興味があります」

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