墓参の日を決める時に響子さんが「次の日曜日?」と言っていますので、墓参日=命日ではないと思われます。響子さんが持つペン先はカレンダーの4月19日を指していますが、作中の桜の花びらが舞う様子とリアル桜の開花状況を考えると、墓参の日は4月5日(日)か12日(日)と考えることができます(桜を無視すれば描写のとおり19日の解釈もあり)。五代君が「大学生になりました」と言っていますが、入学後とは限りませんので、これ以上絞るのは難しそうです。
第7話「春のワラビ」 |
第7話「春のワラビ」 |
1981年4月(便利コム) |
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この回には桜の描写がありませんが、リアル桜の開花状況から既に散ったものと解釈できます(この年の桜は早かったのですね)。こずえさんの父が自宅にいるので日曜だと思われ、4月11日(日)か18日(日)が妥当でしょうか。この年も墓参日が命日との記載はありません。
(注:労働基準法が改正され、動労時間が週48時間(6日間)→40時間(5日間)に削減されたのは1987年であり、当時の休日は日曜日のみでした)
第29話「私は負けない!!」 |
1982年4月(便利コム) |
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「惣一郎命日」と明記されています。桜の描写がありませんが、リアル桜の開花状況から既に散っていたものと解釈できます。日曜か平日かは分かりませんが、4回忌に12名もの参加者がいることから、この年の命日が日曜だったとすれば17日(日)か24日(日)が候補になります。
第53話「子供のいる情景」 |
1983年4月(便利コム) |
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一の瀬さんと響子さんが「惣一郎さんの命日かい。」「ええ、四年目の…」という会話をしており、この年の墓参も惣一郎さんの命日に行われた可能性があります。しかし、参加者が10名もいることと、住職が法要をあげていることから、命日ではない日曜に設定したと考えるのが妥当ではないかと思います。そして、響子さんが一人で再墓参に訪れた「次の日曜日」は、五代君の「ここ二、三日ぼーっと…」というセリフから墓参1週間後だと思われます。となれば、リアル桜の開花状況から、墓参は桜の満開前の4月8日(日)、響子さんの再墓参は15日(日)(または22日(日))と考えられます。
第77話「春の墓」 |
第77話「春の墓」 |
1984年4月(便利コム) |
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五代君が「命日か…」と言っており、この年の墓参も惣一郎さんの命日に行われました。五代君が保育園に勤めているので平日の可能性が高く、満開の桜の描写がありますので、リアルの桜開花状況から4月10日以降と考えることができます。
第100話「桜迷路」 |
1985年4月(便利コム) |
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響子さんが「あいにく土曜日は、主人の墓参りに…」、五代君が「そうか、命日…」と言っているので、墓参は土曜日(かつ命日の可能性あり)に行われ、リアル桜の開花状況を踏まえれば4月12日(土)が妥当でしょうか?
第127話「草葉の陰から」 |
1986年4月(便利コム) |
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第160話「桜の下で」で「昭和63年03月」に音無老人が「もう来週挙式か」と言っています。結婚式が3月か4月かの記載はありませんが、桜のリアル開花状況と六曜から04月04日の可能性が高いと考えています。また、桜舞う墓前での名シーンは惣一郎さんの命日とは関係がありません。
→「完結扁の設定」を参照してください。
1981年4月19日(日) 命日に近い日曜
1982年4月18日(日) 命日に近い日曜
1983年4月17日(日) 命日
1984年4月8日(日)または15日(日) 命日に近い日曜
1985年4月17日(水) 命日
1986年4月12日(土)または19日(土) 命日に近い土曜