皆様からの情報提供

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その1] [その2] [その3
ゆうたさん(2003年04月14日)
以前、惣一郎さんの菩提寺探しで既に管理人様が調査された練馬区内のお寺の他に私が調査したお寺の名前を書きましたが、正確には6箇所です。
西から順に、三宝寺(練馬区石神井台の石神井公園三宝寺池の南側)・道場寺・禅定寺・十善戒寺・観蔵院・長命寺です。
「三宝寺」については以前申しましたが、『らんま1/2』にでてきた天道家の菩提寺のモデルと思われますが、『めぞん一刻』の「桜の下で」他で登場したお寺のモデルかどうかは不明です。雰囲気的にもいまひとつ・・・といったところです。
管理人様の調査はその後いかがですか?
新潟市内も調査されたとか・・・(^^;
既に改築とかでもされていればもうおてあげでしょうか?
でも物語のクライマックスのシーンということもあり、あきらめるのはまだまだ早いと思います。
がんばりましょう!
(管理人より)
新潟市内については、高橋留美子さんの実家の近くの寺に狙いをつけ、西堀通の真宗寺・伝教寺・勝楽寺・真城院・宗現寺・勝念寺・正福寺まで見て回りましたが、完全に一致する箇所はありませんでした。時間の関係でまだまだ回れなかったところも多い(あのへんは寺院が多いのです)ので、また機会があれば、というところです。

ゆうたさん(2003年04月03日;掲示板より)
練馬高等保育学院跡地についてです。
原作の見開きページの最後のコマで五代君が、こずえちゃんとのキスについて悩みながら(^^;歩いてゆくシーンがあります。
この中に出てきた「月極駐車場」。
これは現在(2002年から2003年時点)もまだあります。
学院跡地北側には大きな建物(マンション?)が建っていますが、そのすぐ北側です。
つまり、五代君は西武池袋線大泉学園駅方面へ歩いていることがわかります。
(管理人より)
確認しました。ただし、駐車場と旧練馬高等保育学院の間に建物(アパート?)が建ってしまい、駐車場に立っても旧保育学院は非常に見づらくなっていました。

新潟市民さん(2003年03月15日)
どうでもいいことですが、五代君の母親は新潟出身じゃない可能性が高いです。父親の新潟弁(新潟市中心部~西蒲原郡系統の方言)に対してかなりなり薄いのがその理由。結婚後に身に付いたものと考えられます。ただ、父親にしろ婆ちゃんにしろ、中途半端な新潟弁ですけど。
あと、五代君と響子さんが五代君の実家に行く時に新潟の町の風景が1枚ありますが、実際に新潟市にある建物です。しかし、一方通行の道路で新潟駅に向う方に走ることになるので、そこを通るのはちょっと矛盾があります。
まあ、どうでも良い話しでした。
(管理人より)
おっしゃる通りだとすれば、高橋留美子先生は生粋の新潟市民ですから、五代君の父や婆ちゃんに故意に中途半端な新潟弁を使ったということになりますが…???
後半については、私の新潟ルポに書いたとおりです。東大堀通りは北から南への一方通行ですので、新潟駅万代口を出てここを通るルートは殆ど考えられません。
(2003年4月19日追記)
新潟市民さんより、新潟弁について追加情報をいただきました。
「中途半端な新潟弁になってる理由は多分『(当時の)ちゃんとした新潟弁だと注釈を付けなければ誰も理解できない(特に婆ちゃん世代の言葉)』と言う事だと思います。
原作からかなりの年数が経ち、新潟の人でも新潟弁が薄れてきているので、そのままの年齢(五代君20歳代・両親40~50歳代・ゆかりさん70~80歳代)だとすると、丁度今現在、新潟市中心部に生まれ育った人が使う新潟弁位になっています。
新潟弁だけで見ると今がジャストタイムです。
訳の判らない投稿になってすみません。うちだけで100年以上、本家・そのまた本家まで含めると800年以上新潟市民やってるもんで。」

PSYCHEさん(2003年02月11日)
「アニメ版」の話となって申し訳ないのですが、アニメ版ですと惣一郎さんのお墓があるお寺は「妙法寺」だったかと思うのです。
「移り行く季節の中で」や別の話でも、惣一郎さんの墓参りに行ったお寺は「妙法寺」だったのではないでしょうか。
毎回お寺の風景や境内の見た目、惣一郎さんの墓の位置などが変わってますが…

「移り行く…」を基準に話をして申し訳ないのですが、上記作品では響子さんが惣一郎さんの墓参りに行く場面があります。
そこで響子さんが寺の前でバスを降りるシーンがあるのです。
黄色いバスから響子さんが下車し、寺の門の近くには「妙法寺」の文字が…

そこで私が一昨年まで住んでいた神奈川県横浜市なのですが、横須賀線「東戸塚駅」から神奈川中央交通のバスで「緑園都市駅行き」などに乗りますと、途中のバス停に「妙法寺」があるのです。
先述の通り私はそのあたりに住んでいたので、実際に妙法寺を見に行きましたが、残念ながら門の辺りもお墓の辺りも、アニメ版とは全然違います。桜の木もあまりありませんし…
しかし、響子さんが乗っていたのは間違いなく「神奈中バス」の配色ですのでアニメ版の惣一郎さんの墓があるお寺のモデルは
(少なくとも場所のモデルは)横浜市の妙法寺ではないでしょうか。

つらつら長々と書いてしまいましたが、既出でしたら申し訳ありません。


(管理人より)
妙法寺についてですが、タウン情報には載せておりませんが、タウン情報総索引のページに
○惣一郎さんの墓地のある寺院→妙法寺
として、その名前のみ記載しております。
神奈川中央バスについては存じませんでした。バスがPSYCHEさんの情報のとおりだとすれば、アニメの作画スタッフの中に横浜に住んでいた方がいたとか、作画資料の中にこのバスの写真が紛れ込んでいたということも考えられますね。
ありがとうございました。

あずささん(2002年08月27日;掲示板より)
はじめまして。
ネットを渡り歩いているうちにたどり着いた者です。
東久留米にある私立校に通う関係から、取材ルポなど興味深く読ませていただきました。
めぞん一刻は、一部をアニメで見ただけなのですが、実写版の映画(ドラマ?)が作られたということはご存知でしょうか?
私も見たことはないのですが、このときに外観だけの撮影に使われた古い洋館が、つい最近まで残っていたんです。しかし、先日通りがかったら取り壊されていました。
個人的に好きな洋館だったために、非常に残念に思っているところです。
ルポのページにその建物が登場しなかったので、もしかしたらあまり有名な話ではないのかもしれない(私の周辺ではかなり有名な話でしたので・・)と思い、書き込みをさせていただきました。差し出がましいことでしたら申し訳ありません。
洋館があった場所は、自由学園という学校の近くです。
詳しい場所などはご希望があればお教えしますよ。

個人的な話ですが、高橋先生のマンガのギャクのリズムがかなり好きです。めぞん一刻もぜひ読んでみたいです!


(管理人より)
実写版で使われた一刻館が、東久留米にある洋館に時計塔をつけたもの、との話は、映画のパンフや当時の雑誌にも載っており、有名な話です。
ルポに載せていないのは、単に私が具体的な場所を知らなかったからです(^^;
実写版自体、作品の出来ゆえにめぞんファンはあまり口にしたがらない(^^; 程なので、好き好んで建物を探すファンがいなかったのかもしれません。
詳しい場所を知りたいところですが、取り壊されてしまったのでは聞いても意味がないでしょうかね。

0さん(2002年07月08日)
まず初めにご承知しておいて頂きたいのは
平山様や多くのめぞんファンのように作品や高橋先生のことに詳しくなく、その情報源はめぞんファンの作成されているHPです。
いわば二次的情報しか知らない人間です。
ただめぞんは連載当時から読んでいて大好きな漫画なので、解明できたらいいなとは思っています。

> 差し支えなければ、何をもとにこの旅館を抽出されたのか
> お教えいただけませんでしょうか。

まず下記のインタビューは平山様のHPからの抜粋です。

高橋 最初はスタッフたちと尾道へ行き、金沢のほうには一人だけ連れてまいりまして、最終的には輪島で独りになったんです。
平井 独り旅には慣れているんですか?
高橋 生まれて初めてです。でも、独り旅は二日くらいだったので…
平井 独りでブラブラ歩きなど?
高橋 機動力が全然ないから、本当の徒歩なんですよね。ただ茫然と歩いて…
平井 タクシーを雇うということはしなかったんですか?
高橋 タクシーなんか通っていないんですよ。
平井 宿で頼めば来ると思いますけどね。そうすると、行動半径はあまり広くなかったんですね。
高橋 狭い所だったので、歩いている間に覚えられましたけど。

このインタビュー冒頭の尾道を平山様多くの方は誰も考察していませんが(勘違いでしたらすみません)、高橋先生達は尾道から輪島のほうに旅行されたんですよね?
この尾道というのは広島県の尾道のことだと思います。
ご存知だとは思いますが尾道というのは映画の舞台として有名な街です。
残念ながら映画(タイトルも失念しました)や作成時期がめぞんの連載時期とリンクするかは分かりませんが、映画業界と漫画業界を同じ作り手の世界と考えれば映画が作成される以前に漫画家の方が先に注目するのは十分考えられます。
ここで高橋先生は響子さんの旅行先を探すのに取材で尾道を訪れたのではないかということです。ただ何かイメージに合わなくて能登半島まで取材したのではないかと考えました。
もちろん取材だけではなく慰安旅行という意味もあったので初めから能登まで行く予定だったかもしれませんが、いずれにしろ広島県の尾道から石川県の輪島まで日本海沿いを旅行したのでしょう。
そう考えると、能登半島までの日本海沿いの観光地として福井県の東尋坊を忘れるわけにはいかないと思います。
また高橋先生は金沢には一人だけ連れて行き輪島で一人になった、独り旅は二日くらいだったとありますので、石川県周辺で少なくとも3日以上は滞在したと考えられると思います。
尾道から旅行してきて石川県周辺で3日以上あれば、石川県に入る前に東尋坊に寄る可能性は非常に高いと思います。
そしてその近辺の景色の良い海沿いの温泉地で一泊することも十分考えられると思います。
また、これは平山様も考察されていますが、能登半島の温泉地として条件を絞っていくと、金白館のあると考えられる温泉は何処もイマイチです。
以上のことから福井県の三国温泉ではないかと推察しました。
地理的に金沢より南西に位置しているのも承知していますが、私の推論は尾道から旅行してきて福井県で観光や宿泊をしたというのが大前提です。
以上長文乱筆で申し訳ありませんが私の推論を書かせていただきました。

また蛇足ですが「金白館」の名前の由来はこんなものではないでしょうか。
1.金沢は金箔が有名である
2.実際に安江金箔工芸館という観光スポットがある
3.金白=金箔=緊迫をかけている


(管理人より)
はじめに尾道についでですが、私は以前から着目していますよ(^^;
掲示板で尾道は温泉地の候補としてどうか?という議論があった時に、地元の方から
「僕は尾道に住んでいますが温泉は出ませんよ。一応海の見えるお風呂はありますが、露天でもないです。」
という回答をいただいています。とはいえ諦めてはいないのですが(^^;

とにかく、モデル探しは現地調査をしないと何も言えないところがあり、私もどこへでもやすやすと出かけられる気楽な身分ではありませんから(^^; 現地や近隣に住む人の情報頼みといったところがありますね。
ですから三国温泉については、もちろん否定しませんし、否定できません(^^; Oさんの言われるように、三国温泉は福井県を素通りするだけでは訪れ得ない場所にありますから、高橋留美子さんがここに宿泊した、または観光等のため通過したことが前提になりますね。地形的な相違というのは、響子さんの泊まった温泉地が川と海の間に温泉街があるのに対し、三国温泉は山側にホテルが並んでいるという点です。

余談ながら、高橋留美子さんが金沢に行かれたのはあくまで慰安のためで、後日それをマンガに使ったのは「漫画家としての悲しい性」という解釈でよろしいかと思います。
最後に、金白館の名前に関する考察は勉強になりました。ありがとうございました。


マサさん(2002年07月03日)
こんにちは。初めてこのサイトを拝見いたしました。
高校生の頃、めぞん一刻にはまっていたので、久しぶりにその頃の時代を思い出しております。
私は新潟高校、新潟大学出身なので、アニメやコミック本に新潟の風景が出てくると「ここだ!」っと思ってとても嬉しく感じてました。
「定食屋の五代」についてですが、新潟高校と新潟中央高校の中間辺りにある「学校町通」沿いに「五作」という定食屋が確かあったような記憶があります。外観はそっくりですよ。
五作と五代裕作とはちょっと似ているようですが、解釈としてはいかがなもんでしょうか?
新潟中央高校については、女子高であり、作者の母校です。また制服も同じです。さらに校門から玄関までには「乙女坂」と呼ばれる坂があり、アニメかコミックでも坂を歩いているシーンがあったように思います。
五代たちがタクシーに乗って走った「東堀通」は地図のとおり「古町通」の隣で、この付近には作者の実家があります。「高橋産婦人科医院」です。よってここで間違いないでしょう。
新潟駅についてですが、マンガで出ているところは、「新潟駅万代口」です。バスターミナル付近から駅を見上げた角度です。
いかがでしょうか?
なんだかまたマンガ本を読み直したくなってしまいました。
懐かしく思います。
今後ともより楽しませてくれるサイトをご期待いたします。

(管理人より)
貴重な情報ありがとうございます。新潟については断片的な情報で動いていましたので、こうして地元の方の情報をいただけると大変助かります。
近々また新潟市に行く予定ですので、お教えいただいた情報をもとに動いてみたいと思います。

ゆうたさん(2002年07月03日)
先日、上野駅6・7番ホーム下の、そば処「更科」跡地の確認にでかけましたが、なんと!階段になっていました。多分ここだったと思うのですが、上野駅の変貌ぶりには驚きました。その後の「更科」については不明です。誰かご存知の方はいませんか?
(管理人より)
情報をお持ちの方はお寄せ下さい。

ゆうたさん(2002年07月02日)
「『人魚の森』・能登半島舞台説」は、あくまで金白館探索用の参考資料のひとつとして挙げたに過ぎません。サクラサキオさんのご意見、まことにごもっともだと思います。しかし、OVAアニメスタッフの意図も不明で、脚色とも断言できない以上、可能性はあると思います。不明な点が多く、不毛な議論になりそうなので(笑)、最後は皆様方のご判断に委ねたいと思います。

「『人魚の森』・能登半島説」の補足です。『人魚は笑わない』で、主人公の湧太が「瀬戸内海」と書かれた地図らしきものを手にしています。仮に舞台のモデルが尾道近郊だとすれば、『語り尽せ熱愛時代』初版121頁「おもしろユートピアを語ろう(Ⅱ)・旅行の効用」の高橋先生の発言から、能登半島が「人魚シリーズ」のモデルにされた可能性もあるかもしれません。ただし、あくまで推測の域を出ないので、皆様のご判断にゆだねましょう。金白館探しが迷宮入りしている今、少しでも情報は多ければ多いほどよいのはいまさらいうまでもありません。


Oさん(2002年07月02日)
初めまして、Oと言います。
楽しくHP拝見させてもらってます。
私なりに探してみたのですが
金白館のモデルは下記2旅館のどちらかではないでしょうか。
若ゑびすは露天がないですが部屋・建物の雰囲気はいい感じでは?
また望洋楼は露天もありますし建物の雰囲気も似ています。
もっとも建物の雰囲気が似ていると言う点のみで
二人の旅行の日程・地理や高橋先生の旅行という点では
一切検証していないのと現地確認したわけではないのを
お断りしておきますが参考にされば幸いです。

なお、2旅館とも三国温泉という温泉地です。

望洋楼
http://www.bouyourou.co.jp/
若ゑびす
http://www.csn.co.jp/wakaebindex.htm
http://www.ecplex.net/wakaebisu/


(管理人より)
情報ありがとうございました。
福井県の金沢寄りにある坂井郡三国町の温泉ですね。現地確認が出来ませんので、軽々な判断はしかねますが、地図で見る限り、海沿いですぐそばに川が流れている点は似ているものの、地形的には微妙な相違があるようです。また、JRの本線沿いではないので、わざわざ立ち寄らないといけない点が行程上のウィークポイントになるかと思います。現地について何らかの情報をお持ちの方はお寄せ下さい。

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