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はじめまして。司徒と申します。宜しくお願いします。
中文サイト「新浪網」を覗いてみたら、漫画紅楼夢の続きを発見しました。このまま全巻の冒頭を公開し続けていくのでしょうか。はて。興味のある方は除いて見てください。第二巻(上)の表紙は秦可卿で、確かに露出度は高めですが、このことか????http://comic.sina.com.cn/m/2005-01-28/41125.shtml 第一巻 上 50ページhttp://comic.sina.com.cn/m/2005-02-03/41900.shtml 第一巻 下 49ページhttp://comic.sina.com.cn/m/2005-02-08/42575.shtml 第二巻 上 40ページ
昨日5日、神田の中華書店に初めて行って参りました。商品はなかなかの充実ぶりで、東方・内山にもないものが結構ありました。1月一杯までセールが開催されていたようで、もっと早く行くべきだったと後悔。神田では、他に海風書店や亜東書店も、近々制覇したいと思います。内山書店ですが、2階に、中国社会科学出版社刊の「水滸伝」「紅楼夢」「三国志」「西遊記」の「青少」版が平積み扱いでありました。「水滸伝」は120回もの。29.80元で邦貨1,880円。各2分冊で箱入り。脚注も付いているので、その内買い揃えようかと思っています。「金瓶梅」は除外されていますが、内容的に、文体的に、「青少」向きではないからでしょうか。
2日付の読売新聞日刊の第6面に、「中国プチブル、恋愛小説ブーム」という記事が掲載されていました。女流作家・張愛玲氏(1920~1995)の作品が中国都市部で人気を呼んでいるとか。同氏は、何と8歳で紅楼夢などを読みこなしていたとか。中国現代文学の邦訳は、魯迅や老舎などをのぞいて、どうして悲しくなるほど少ないのでしょう。
たまたま紅楼夢の漫画を新浪網で見つけました。50ページ公開されていて、これが噂の露出度の高い、あの漫画のことかどうかは不明。http://comic.sina.com.cn/m/2005-01-28/41125.shtml
この掲示板には、主に白話小説全般のことや、中国語学習のことについて書き込ませてもらうつもりでいましたが、今回はネット通販のことで。「上海書城」で検索したところ、その外見はまさに「城」。上海に行けるようなことがあれば、連日入り浸っていたいものです。大量の中文書籍を購入する場合、神田の内山書店や東方書店を利用するのと、現地の書店に行くのとどちらが経済的なのでしょうか。後者の場合、旅費や宿泊費がかかるから、それほど差はないということでしょうか。が、現地に行くことはすぐには実現できそうにもないので、ネット通販。で、「図書捜索」欄に、例えば、水滸伝や紅楼夢といった、メジャーな白話小説のタイトルを入力してみましたが、「該当商品はありません」といった感じのメッセージが出てきました。やはり簡体字で入力をしないといけないのか。首尾よく欲しい商品が見つかって注文する場合はどこをクリックすればいいのか。代金の支払い方法はどうすればいいのか(どういうやりかたなのか。そもそも金額の前に¥という記号がついているが、単位は人民元でいいのか)。英語の説明文が付記されていれば、少しは分かると思うのですが。さらに、海外のネット通販で気を付けるべきことは何か。中国語はもちろん、ネット通販の素人でもある私に、できればご自身の体験談をまじえて、よきアドバイスをお願いいたします。
ほーめい様、いつもありがとうございます。岩波の辞書というと、倉石先生による、ローマ字排列のものでしょうか。上野恵司先生の「新版 中国ことばの旅」(白帝社)では、「老舎のように、北京語を自在に操る作家の作品を読むには、大変な威力を発揮しますが、魯迅や毛沢東のように、北京語によらない書き手の文章を読むには、ほとんどといってよいほど無力であります」と評されています。「中国語はおもしろい」(講談社現代新書)の著者・新井一二三先生は、同辞書を愛用されていたとか。中日辞典については、小学館・講談社・白水社・光生館などからでているものなら、それほどハズレはないということでしょうか。私はパスポートは持っておりません。ということは当然海外旅行の経験もありません。もし中国に行けたら、当地の書店で、白話小説の原書、語学参考書、そして辞書を買い漁りたいものです。私が列挙したジャンルが充実している書店をご存じでしょうか?「地○の歩き方」等のガイドブックを眺めても、この手の情報はなかなか見当たりませんので・・・。あ、中国に行って買物をしたのなら、中国語を読めるだけではなく、会話もできるようにならないといけませんね。
ほーめい様ありがとうございます。ついでに差し支えなければ教えていただたいのですが、どのような参考書や辞書を使用して中国語を勉強されたのでしょうか。そして、どのくらいの期間勉強した後に、辞書をひきながら白話小説の原書を読んで「泣き笑い」ができるようになったのでしょうか。私は学生時代にフランス語を専攻し、他に、ドイツ語、アラビア語、ロシア語などをかじりましたが、アジア系諸語についての学習経験がありません。中国語は、ヨーロッパ諸語のように、名詞の格変化や動詞の活用といった煩雑な語形変化がなく、また、漢字表記というのが魅力ですね。
ほーめい様、ご丁寧にありがとうございます。まずは普通話のマスターということですね。そこで思い起こされるのは、江戸時代の戯作者・曲亭(滝澤)馬琴です。馬琴は「水滸伝」「金瓶梅」「女仙外史」等の白話小説を読みこなし、それをネタにして「八犬伝」等の長編小説をものしましたが、どうやって中国語(当時は北京官話でしょうか)を勉強し、白話小説を読んでいったのでしょうか。明治時代では文豪・森鴎外。自伝的私小説「ヴィタ・セクスアリス」の中で、「肉蒲団」のことを「けしからんわいせつな本」と評しております。また、「青年」でしたか、「雁」でしたかの冒頭部分で、主人公が神田の本屋で「金瓶梅」の原書を買い求めています。山東方言がふんだんに出てきて中国人でも読みにくい「金瓶梅」を読むとは、明治人の教養がただならぬものであったことが伺えます。馬琴にしろ鴎外にしろ、幕末明治の知識人階級は、幼少の頃から漢文に親しんでいたおかげで、白話の場合、読むだけなら力わざで何とかなったのでしょうか。内山書店や東方書店で白話小説の原書をいくつか購入しましたが、注釈が全くといっていいほど施されていないことには驚きました。現代の中国人は、どういう感じで読んでいるのでしょうか。夏目漱石が古典にカテゴライズされつつある日本語と異なり、中国語はそれだけ変化が緩やかな言葉であるということなのでしょうか。最後に。大陸中国の1元は、邦貨にすると何円になるのでしょうか?またもや長々と失礼いたしました。
まずは、挨拶代わりに、1月21付読売新聞日刊第6面に掲載されていた記事を紹介したいと思います。「肌の露出多すぎる!?紅楼夢大胆漫画化」というタイトルです。曰く、「原作120回分の内容を忠実に12冊に収めた。小中学生が主な読者層だが、現代的なタッチが異例だ」。出版元は「紅楼夢連環画」と同じ中国画報出版社。神田の東方書店に照会したところ、「当店では取り寄せ扱いになる。正式なタイトルは、「十二集新経典 漫画紅楼夢」で、邦貨だと1冊約700円、12冊セットだと約8,400円になる」とのこと。「十二」というのは、「金陵十二」を意識してのことでしょうか。新聞記事には表紙や見開きの一部が掲載されていますが、日本人受けしそうな絵柄、別の言い方をすれば、中国では物議をかもしそうなタッチです。挨拶が長くなりました。私は学生時代に、長期休暇を利用して、平凡社中国古典文学大系の「水滸伝」「三国志演義」「西遊記」「平妖伝」「三侠五義」「児女英雄伝」などは読んだことがありますが、「紅楼夢」と「金瓶梅」については、上・中・下巻中の上巻の最初の方で投げ出してしまった。しかし、最近になって、故・松枝茂夫先生の「松枝茂夫文集」(研文出版)や「中国文学のたのしみ」(岩波書店)や、岡崎由美先生の「漂泊のヒーロー」(大修館書店 あじあブックス)などを読んで、紅楼夢を含めた中国の旧白話小説に再び興味がわいてまいりました。このようなサイトと掲示板にたどりつき、同好の方が沢山いらっしゃることを知り、大変うれしく、かつ頼もしく思っております。日本語に翻訳されていない旧白話小説は山ほどある、内山書店や東方書店で原書を購入し、それを読破していきたいというのが私の夢です。大木康氏の「中国近世小説への招待」(NHKライブラリー)の冒頭箇所で、「現代中国語の勉強が白話小説を原文で読むための最高の武器になる訳です」、「白話小説を読むためには、どうしても中国語の勉強が必要になる訳です」、「(紅楼夢の原文を引用した後)紅楼夢の文章が現代中国語の知識によって読める、というよりむしろ、現代中国語の知識がなければ読めないことがおわかりいただけるかと思います」、としきりに力説されています。そう言えば故・松枝先生も、「中国では高校生くらいの年頃なら、紅楼夢を気軽に読むことができる」とおっしゃっていたような。さて、この「現代中国語」とは「普通話」のことであると考えてよろしいのでしょうか。同じ白話小説でも、金瓶梅は山東方言がふんだんにでてくるので、そうはいかなかのでしょうね(山東方言とは、普通話とはもちろんのこと、上海語とも異なるのでしょうか)。普通話を勉強するとしたら、「CD付 中国語の入門」(白水社)を使用するつもりでいます。その後、「名作シリーズ 中国古典白話小説選」(東方書店/絶版)で腕ならしをして、白話小説のテキストに挑戦したいと思っています。問題は辞書ですか。旧白話小説の語彙を研究して収録した専用の辞書というのはなかなかなさそうで。「君子は怪力乱神を語らず」、白話小説を書くことも読むことも感心できないこと、江戸時代の上田秋成の読本「雨月物語」の序文に、「紫式部は「源氏物語」をものしたたため地獄の業火に焼かれ、「水滸伝」を書いた羅貫中の子孫は三代にわたって口がきけなかった」といった趣旨のことが記されていますが、現在の中国にもこのようなメンタリティーが残っているということでしょうか。日本に置き換えると、コミックやアニメに出てくる言い回しを集めた辞書が出来るとは考えにくい、ということになるのでしょうか。当座は、収録語数10万語くらいの中日辞典や、「グッズ」欄に出てくる辞書を利用するしかないのでしょうか。新入りのくせに長々と書き連ねてしまいました。放言多謝。今後ともよろしくお願いいたします。
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