紅楼夢のサイトの最近のブログ記事

ネットで見つけた「紅楼夢を紹介しているサイト」を紹介します。

■中国の古典小説-紅楼夢
http://japanese.cri.cn/304/2008/04/03/1@115362.htm

中国国際放送局のホームページに今年4月に掲載された紅楼夢の紹介記事です。文面は私のサイトからも一部引用されているようです(存じませんでした(^^;) 探春・李紈・惜春・可卿の壁紙がダウンロードできるというのがポイント高いです。

■中国の風景 「切手紅楼夢」
http://members3.jcom.home.ne.jp/masa-aze3377/htm/azemi19.htm

中国各地の風景写真を掲載しているサイトで、ここでは紅楼夢の切手を紹介されています。こちらの文面も私のサイトから引用(同じく存じませんでした^^;)していますが、可卿の紹介文は間違っていますね(警幻の妹の可卿の紹介文になっています)。

■BOOKLANDすばる-今週のおススメ本「紅楼夢」
http://www.bl-subaru.com/susume12.html

こちらは大阪の書店さんのサイト内にあり、かなり紅楼夢を読み込んでいることが伺える紹介ページになっています。掲載されたのは5年以上前ですので既知の方も多いでしょうか?

1997年以前 KASAHARAさん「紅楼夢の世界」(閉鎖)
1997年10月 若菜紫さん「排他的啓治板
1997年12月 平山「紅楼夢小辞典
1998年3月 hiroyoshiさん「葫蘆廟」(閉鎖)
1999年3月 松上廣さん「紅楼空間
1999年8月 ふみこさん「網上大観園」(停止)
2001年12月 ほーめいさん「宝玉くんのべんきょう部屋
2004年4月 嵐山晶さん「紅楼夢@
2005年5月 chococoさん「Yahoo!ブログ-紅楼夢-
2006年?  YUEさん「モダン・紅楼夢図鑑
(間違いがあれば御教唆ください)

パソコン通信の時代は存じませんが、インターネットで最初に登場した「紅楼夢」専用サイトはKASAHARAさんの「紅楼夢の世界」でした(諸所で紅楼夢第1号のサイトと紹介されていましたのでこれ以前に紅楼夢サイトが存在した可能性は低いです)。私がインターネットを始めた1997年4月には既に運用を開始しており、紅楼夢の書籍情報や雑感などを主に記載されており、掲示板も併設されていたので、よくお邪魔しては書き込みをさせていただいておりました。残念ながら1999年頃には閉鎖されてしまいました。

私がサイトの立上げ準備をしていた97年10月、若菜紫さんが「排他的啓治板」を開設されました。分かりやすいあらすじと可愛らしい人物イラストを中心に紅楼夢の紹介をされ、今なお有用なサイトです。あらすじ完了後は改編を予定されていたようですが、残念ながらその後紅楼夢に関する部分の更新は停止しているようです。

次いで97年12月に私が人物事典を中心とした「紅楼夢小辞典」を立ち上げます。当時は今のように自由な検索(ロボット検索)システムがまだなく、お目当てのサイトを見つけるにはYahoo!などにカテゴリ登録されたサイトから検索するか、各サイトのリンクを辿るしかなかったため、いろいろなサイトを紹介する本や雑誌が盛んに刊行され、拙頁も時折取り上げていただきました。

98年3月頃に開設されたhiroyoshiさんの「葫蘆廟」は、関連文献のデータベースである「紅樓夢研究日本語文献簡目」や、中国の紅迷たちのエピソードを紹介する「紅迷談藪」など独自の興味深いコンテンツを展開されておりました。残念ながら数年前に閉鎖されてしまったようです。

99年3月に松上廣さんが「紅楼空間」を開設され、御存知のとおり紅楼夢全般にわたって深い造詣を示されています。更新自体は6年前に停止されていますが、ほぼ完成された感のある紅楼夢サイトです。頁主もいまだ頻繁に利用させていただいています。

99年8月頃には、大学の卒論で紅楼夢を取り上げられたというふみこさんが「網上大観園」を開設されます。文献やグッズについて蘊蓄を語られていますが、数度更新されてそれきりになっています。

2001年12月には、弊頁にも多大なる情報をお寄せいただいていたほーめいさんが、満を持して「宝玉くんのべんきょう部屋」を開設されました。現在は「ゆる訳 紅楼夢補」の更新作業に苦労されているようですが、(私を含めて)楽しみにしているファンは多いですよ!

04年4月には、嵐山晶さんが「紅楼夢@」で十二釵などの美麗なイラストを紹介され、最近はブログ形式でグッズの紹介をされています。

05年5月には、chococoさんが初の紅楼夢専用ブログとなる「Yahoo!ブログ-紅楼夢-」を開設、あらすじ紹介を中心に頻繁に更新されていましたが、現在は小休止に入られたようです。

YUEさんの「モダン・紅楼夢図鑑」については、最近まで存じませんでしたm(__)m 友人たちの写真とCGで作成されたリアルな人物図鑑に度肝を抜かれました。

その他、unoさんは「アトリエ大熊猫」で人物イラストを紹介され、小魚さんは「古装劇場」で電視劇と栄国府について言及され、hungmeiさんはブログ「越劇・黄梅戯・紅楼夢」で書籍やグッズについて紹介されているのは御存知のことと思います。

「紅楼夢」は日本ではまだまだマニアックな存在ですが、その普及のためにはインターネットが最大の武器になると思っており、多くの方と一緒に盛り上げていければいいなと思っています。

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