10月17~21日に訪中しました。
今回は南京の3施設と上海大観園について調査してきました。
まず、上海から南京への行き方についてご紹介します。
上海と南京は和諧号(CRH,中国鉄路高速)で約2時間で結ばれており、十分に日帰りが可能です。現在、上海のメインの鉄道駅は上海火車站から虹橋火車站に移っていますが、南京への便は上海火車站からの方が多いようです(1時間に3本程度)。
なお、上海から南京へはバスも出ていますが、5時間ほどかかるらしいので使えませんね。
駅には自動券売機もあるのですが、2011年に実名制度が導入され、外国人はパスポートを提示して窓口で購入することになります。上海駅(上海火車站)では「鉄路上海站售票処」と書かれたビル(聯合售票大楼)が東側に隣接しており、3日前からの切符が買えます。
英語の窓口も用意されていますが、さすがに国際都市ですので外国人の扱いも慣れている感じで、私の並んだ窓口では、パスポートを出すと片言(より上手)の日本語で対応していただきました。1等席で往復419元でした。自信のない方は希望する日時・行き先・列車番号をメモして出すといいでしょう(本数は多いので少なくとも前後の列車は取れるはずです)。
南京は、世界遺産の明・清王朝の皇帝墓群(明孝陵・徐達墓など)を始め、中山陵、夫子廟、南京博物館、旧総統府、明故宮などとにかく観光地が多い都市です。江寧織造博物館に1~2時間、紅楼芸文苑(明孝陵含む)に2~3時間は要しますので、日帰りの場合、なるべく早く出て遅く帰ってくるゆったりプランをお勧めします。
乗車時は、遅くとも30分前までには駅に着き、入口(進口)でパスポートと切符を見せて入り、手荷物のX線検査を受けてから中に入ります。切符に書かれている(電光掲示板にも表示されています)待合室(候車室)に入り、15分ほど前に改札(検票)が開くので群衆についてホームに入り、切符に書かれた車両座席(全席指定です)に向かいます。列車内は日本の新幹線とそっくりです。この間、中国語は一切必要ありませんのでご安心を。
さて、南京駅(南京火車站)に到着したら、そのまま地下鉄1号線に向かいます。
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