「紅楼夢の殺人」が中国で賛否両論

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芦辺拓氏の「紅楼夢の殺人」が翻訳され、「紅楼夢殺人事件」として中国でも刊行され(書虫でも購入できます)、中国国内で賛否両論を巻き起こしているようです。この小説については既に読まれた方も多いと思いますが、大観園で巻き起こる連続殺人事件に対し、宝玉が探偵役としてその真相解明に挑む、という推理小説です。

反対意見としては、中国の至宝に対する冒涜だ。清浄な大観園に血生臭い殺人事件を持ち込むことは紅楼夢の思想に反するものだ。源氏物語をホラー物に改変すればいいものを!などというものです。
賛成意見としては、人物の性格づけや背景は原書に添っており、作者は中国文化を汚すつもりはない。外国人作家によって紅楼夢が「発揚」されたことは評価すべきだ、といったようなものです。
出版社では日本では殆ど知られていない紅楼夢を、日本人が好む推理小説という形で出した普及本のようなものだとも述べています。

これまでにも、フジテレビ系でドラマ化された西遊記が中国文化を侮辱しているとしてバッシングされたり、三国志や紅楼夢を題材としたと思われるアダルトゲームがネットで叩かれたりしていました(叩かれて当然ですが)が、これらについては、インターネットの普及により両国の距離が近づいたからこそ起こり得た問題とも言えるんですよね。

↓元ネタはこちら(中文)。ほかにもあちこちにあります
改编作《红楼梦杀人事件》表达敬意还是糟蹋名著
谈谈日本辱华小说《红楼梦杀人事件》

↓日本語で記事を読みたい方はこちらを
http://www.gesomoon.org/modules/weblogD3/details.php?blog_id=974

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