旅行報告・その8

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今回の北京は、わずか1年振りだったにも関わらず、すっかり浦島太郎状態でした。また、私が最初に北京を訪れたのは1988年でしたので、この20年間の変貌振りを思うと感慨深いものがありました。

trip11パラリンピックを終えた直後でしたので、鳥の巣(北京国家体育場)も見に行ったのですが、地下鉄8号線(オリンピック支線)が封鎖されており、会場まで歩いていかなくてはいけませんでした(どうやら直前に発表されていたようです↓)。会場には入れなかったため、近くの道路から眺めるだけでしたが、それでも多くの観光客で賑わっていました。オリンピックは終わったものの、いまだ北京で一番の観光名所であるそうで、五輪競技場は国慶節期間に再び一般開放されたそうです。

北京地下鉄オリンピック支線 21日から一時運行停止
http://j.peopledaily.com.cn/94475/94701/6502780.html

「鳥の巣」初の一般公開 国慶節で観光名所に
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/183326/


では、紅楼夢旅行報告の最後に、本サイトでいまだ取り上げていない紅楼夢関連施設を紹介しておきます(報告ではないですけど(^^;)。

まず、遼陽曹雪芹記念館。曹家の原籍=遼陽説に基づき1996年に建立されたもので、人様のブログによれば、曹振彦(曹雪芹の高祖)や家譜などに関する展示がされているようです。
遼陽へは瀋陽から電車で30分ほどで、瀋陽へは北京から空路か鉄道(和諧号なら4時間ほど)利用になりますので、瀋陽観光も含めて最低1泊2日のコースになるかと思います。

次に南昌市に建設予定の曹雪芹祖籍文化大観園(曹雪芹祖籍記念館旅游景区)。なんでも2001年の紅楼夢文学検討会で曹雪芹の原籍が江西省南昌県武陽鎮保豊村曹家にあることが認められ、曹雪芹祖籍記念館などが建設されることになったそうです。未だ完成したとの報は聞きませんが、曹雪芹に関する一大テーマパークになるのでしょうか。

江西省、曹雪芹原籍記念館を建設へ
http://www.hellonavi.com/news/foucsnewsjp.php?PHPSESSID=&id=146767

南昌市に行く場合、鉄道では時間がかかりすぎますので、現実的には北京や上海からの空路利用になるかと思います。武陽鎮は南昌市の南東20kmに位置することのことです。

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このページは、平山が2008年10月11日 09:40に書いたブログ記事です。

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