紅楼夢のゲームの最近のブログ記事

Yahoo! JAPANが運営する「Yahoo!チャイナモール」というサイトがあります。

中国のショッピングモールから買い物ができるサイトで、説明が日本語であること(自動翻訳のため商品説明は相当分かりづらいですが(^^;)、送料が比較的安価であること、到着までの日数が10日前後と早いことなどメリットが高いです(詳しくは「買い物ガイド」を御確認ください)。

で、何気なく調べていたら、こちらで紅楼夢PCゲーム(第1弾・第2弾とも)が購入できることが分かりました。トップページの検索窓に「紅楼夢 DVD」と入力して検索してみると、第1弾の標準版、第2弾の初回限定版と標準版が出品されています。いずれも簡体字版です。国際送料の千数百円が加算されますので、欲しい物があればまとめ買いをしたほうがいいですね。

Yahoo!チャイナモール
http://chinamall.yahoo.co.jp/

game005前回紹介した紅楼夢のPCゲーム第2弾「紅楼夢:林黛玉与北静王」ですが、紆余曲折があって現在ようやくプレイを始めたところです。私事で恐縮ですが、ここまでの経緯を書いておきます。

こちらのゲームは当当網でしか買えないようなので、前の記事を書いてすぐ(2月13日)に当当網で注文したのですが、システムエラーでカード決済が出来ない状態が続き、復旧したのが4月になってからでした。その間に初回限定版が売切れ、やむなく標準版を注文したのが4月4日でした。

なお、当当網を利用する際の注意点ですが、注文してオンラインでカード決済してから数日後にメールが来ます。これはカード内容を再度確認するもので、名義やカード番号を書いて返信すると、確認されてから初めて発送されます。
当当網では発送から配送まで4~8週間かかるとされていますが、箱が多少押し潰された状態で(^^;配送されてきたのが5月7日でした。

その後、セットアップに意外に手間取りましたが、数日前にようやく完了したところです。
例えば、説明書に貼り付けてあるシリアルIDは、今回はスクラッチ印刷されており、削って初めて知ることができるのですが、これが分からずに半月ほど悩んでしまいました(^^;

ゲームが進んだらまた書きます。

ご無沙汰しております>紅迷の皆様
しばらくブログをほったらかしてすみませんでした。

game004前作から1年、先月の26日に紅楼夢のPCゲーム第2弾「紅楼夢:林黛玉与北静王」が中国で発売されました。
内容は定かではない(現在ネット上で調査中)のですが、
・前作の続編らしいこと
・主要キャラについては音声入りであること
・前作の6人(黛玉・宝釵・湘雲・度緒・襲人・蒋玉函)に加えて晴雯・妙玉・北静王のモードがあるらしいこと
などが分かっています。

例によって攻略集や主題歌CDの入った初回限定版(99元)と標準版(79元)の2種類のパッケージです。
当当網で購入できるようですので

ちょっと前の話題で恐縮です。
1月にPSP版の発売が発表されたあと音沙汰のなかった紅楼夢ゲームですが、6月に新しいニュースがありました。

字幕のみのPC版と異なり、PSP版では音声が追加されることが分かっていましたが、PC版にはない多くのイベントが追加されるようです。また、未確定ながら日本語版も発売される可能性があることも分かりました。発売日は未定ですが期待して待ちましょう(^^)。

PSP版国产[红楼梦]将会加入独有的新要素?(中文) http://game.21cn.com/console/psp/news/2009/06/12/6421856.shtml

经典名著《红楼梦》PSP版原创要素追加(中文)
http://tjgame.enorth.com.cn/system/2009/06/15/004091592.shtml

game003ようやく1回目のプレイが終わりました。ストーリーは確かに奥の深いものになっています。

(1)システム
プレーヤーは宝玉となって登場し、選択肢と特定の人物の好感度によってストーリーが分岐していくシステムになっています。特定の人物とは左の画像の6名で、左上から黛玉・宝釵・湘雲、左下から度緒・襲人・蒋玉函(!)です。それぞれにエンディングが用意されており、しかもグッドエンドとバッドエンドがあるようで、例えば黛玉の好感度が最も高いと途中から黛玉モードに入りますが、更に条件を満たさないとハッピーエンドは迎えられないということになります。何度もプレイしないとゲームの全容は見えないということにもなりますね。

データセーブは、新しいエピソードに入った時と選択肢が出た場面でそれぞれ自動で上書保存されます。また好きな場面で手動でも保存できます(つまり自動保存2+手動保存)。実はプレイ中にけっこう強制終了してしまう(^^;ので、自動セーブシステムがなかったら泣いていたと思います。

(2)内容
エピソードは原作に準じたものが4割程度(個人的感想)で、残りはオリジナルストーリーです(とはいえ、大観園に関する主要なエピソードはほぼ網羅されていますのでご安心を)。宝玉はそれまでの記憶の一切を失っており(理由は後に明らかになります)、神瑛使者であった前世の記憶が次第に蘇ってきます。
最終的に宝玉が黛玉以外の人物と結ばれる可能性があることに違和感を覚える方もいると思いますが、実は、ゲーム中では神瑛使者は度緒と恋人だったという設定であり、運命の相手は黛玉ではありません。前世の因縁により宝玉は度緒(正確には度緒が転生した捻紅)を探し求めますが、そのまま彼らが結ばれることは現世では許されません。運命の糸がさまざまに交錯する末に宝玉が結ばれるのはいったい誰なのでしょうか。

(3)感想
宣伝にいつわりなく、グラフィックや音楽なども素晴らしく、ゲームはかなり完成度が高いものでした。仮に日本語版が出た場合に、紅楼夢があまり知られていない日本で受け入れられるだろうかという疑問を常に持ちながらプレーしたのですが、私は十分に受け入れられるものと思いました。というのも、このゲームは原作を追体験する要素も多分にあるのですが、記憶を失っている宝玉と一緒にプレーヤーも紅楼夢を一から学んでいくことができると思われるからです。イメージが伴う分、文字から入るよりも理解しやすいかもしれません。どこかのゲームメーカーさん、手がけてみませんか?

game002紅楼夢のPCゲームの購入方法およびインストール方法を以下にまとめましたので、購入を考えている方は参考にしてください。

YESASIAというオンラインショップで注文するのがベストであり、日本語OSでもセットアップは問題なしという結論です。私の場合は注文から入手まで1ヶ月ほどかかりましたが、早ければ1週間程度で入手できるようです(在庫の関係でしょうか?)。

これは初回限定版ですので、特典として主題歌のCDと設定&攻略集がついています。

http://pingshan.parfait.ne.jp/honglou/game1.html

さっそくプレイを始めてみました。プレーヤーは主人公の宝玉ですが、これまでの一切の記憶を失っているという設定で(黛玉に「あなたは誰?」って言われてしまいました(^^;)、黛玉らにいろいろ教えてもらいながら紅楼夢の基礎知識を得られるようになっているようです。イラストも綺麗ですし、作中のあまり目立たない人物や細かいエピソードも丹念に織り込まれているようで楽しみです。

紅楼夢のPCゲームが発売されることは既にお伝えしましたが、発売日未定ながら、引き続いてPSP版が発売されるとの発表がありました。
記事を見ると、PC版では無音声だったのがPSP版では音声入りとなり、香港や台湾の市場をターゲットに繁体字版となるようです。

http://game.21cn.com/console/psp/news/2009/01/07/5720817.shtml

中国"紅楼夢"をPSPで発売(こちらは日本語のブログです)
http://rass.blog43.fc2.com/blog-entry-3413.html

game001下記のサイトによれば、1月に中国で「紅楼夢」のゲームが発売されるそうです。
ゲームの紹介文を訳すとこんな感じ。
-------------------------
《紅楼夢》は北京娯楽通科技発展有限公司が多くの日本の恋愛アドベンチャーゲームを改編して蓄積したノウハウを元に開発した初の国産古典恋愛アドベンチャーゲーム。登場人物は60名に達し、四季の変化のある背景画が200余り、200を越えるイベントとアイテムのCG、4つのゲーム曲、31のバックミュージック、膨大なストーリーがあなたを異なる紅楼夢の世界にいざないます。
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絵柄が日本のアニメ風なのはそういうわけですか。イラストは緻密に描かれているようですね。宝釵の髪がピンクなのはどうかと思うけど...。
ちなみに、アドベンチャーゲームとは選択肢を選ぶことでストーリーが進んでいくタイプのゲームで、選択の仕方で発生イベントやストーリーやエンディングが変わっていくものもあります。

つまり、恋愛アドベンチャーということは、プレーヤーは宝玉になって、黛玉や宝釵や襲人らを相手に紅楼夢の世界を追体験+アルファできるということなのでしょうか。
本場で紅楼夢をゲーム化する以上、安っぽい、世界観を逸脱したゲームには絶対できない(してはいけない)でしょうから完成度も期待してよさそうです。
うわー、やってみたい!!

http://www.gamebridge.com.cn/Shopping/ShowProduct.aspx?ID=228
http://www.gamebridge.com.cn/Home/News/Show.aspx?ID=2677

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